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禁断の日曜日
【姉弟相姦 官能小説】

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禁断の関係-2

賢太郎はゆっくりと階段を上る。自分の部屋で引出しから未開封のゴムを取り出した。
「ふぅ〜」
興味本意に試したことはあるが、まだ童貞のまま実際に使ったことがない。それも今日姉で‥‥賢太郎は心臓が飛び出しそうなくらいにドキドキしていた。
一方、まり子はベッドに座っていた。賢太郎に渋々約束したものの、やってはいけないことを今からしようとしている自分に問いかける。もしひとりでしていることを本気で賢太郎が話したら‥‥まり子もまた心臓をドキドさせる。そんな時、部屋のドアがコンコンと叩かれる。
ガチャン‥‥
「姉ちゃん‥‥」
賢太郎がやってきた。まり子はビクリとする。
ついに来た‥‥賢太郎はソッと部屋に入った。
「あのさぁ、な、なんで知ってたの?」
まり子はたまらずローターのことが気になる。
「え?だって姉ちゃんのドアが‥‥夜中にトイレに起きたんだ、廊下に電気少し漏れてて」
「へっ?」
「消し忘れなら消してあげようかって思って、ドアの隙間から覗いて見たら‥‥その、姉ちゃんベッドでローターを‥‥」
まり子は一気に恥ずかしくなり俯いた。
「大丈夫だよ姉ちゃん、俺だってするよ、でもまさか姉ちゃんが‥‥」
賢太郎はまり子の横に腰掛け励ますように語りかけるが、まり子にとってはただの恥。
「そ、そう‥‥賢太郎もしてるの?」
まり子は不意に顔を見る。
「してるよ!へへっ」
賢太郎は真顔から普段の笑顔を覗かせる。
「そんなはっきり言われてもなぁ‥‥でもなんでそんなに焦ってるの?」
童貞卒業を焦る賢太郎を不思議に思った。
「部活のみんなはもうやってるんだ、後輩もみんな、でも俺だけまだで‥‥だから俺も!」
賢太郎はかなり焦って力説する。まり子にとってはそれが重要なことなのかよく理解出来ないが、母性本能を擽られたかのようにそんな賢太郎が可哀想に映る。
「あの事は‥‥本当に誰にも話さない?」
まり子は時計を眺めて尋ねた。あと半時間で母達が帰宅する。
「う、うん‥‥」
賢太郎はゴクリと生唾を飲み込んだ。
「そっか‥‥じゃあ‥‥」
まり子は立ち上がり遮光カーテンを閉めた。昼間だというのに部屋はたちまち暗くなる。賢太郎に背を向け黙ったままルームパンツとTシャツがカーペットの上にパサリと落ちた。
賢太郎はどうしていいか分からず、ただじっと姉を見つめる。まり子は目を閉じてベッドの上に仰向けになった。
「あっ、はあっ‥‥」
うろたえる賢太郎も急いで服を脱ぐ。下着姿で寝転ぶ姉なんてこんな間近で見たことがない。賢太郎は焦りながらトランクス1枚になった。
ベッドが重力にグッと沈む。まり子の上に賢太郎の上半身が重なると賢太郎の手が震えていることを知った。まり子も平静を装うが、いざとなるとやはり心臓が口から飛び出しそうなくらい緊張している。
「賢太郎‥‥優しく脱がせて‥‥」
まり子は目を閉じたまま賢太郎を導く。
「う、うん‥‥」
背中に回る賢太郎の手、ホックに辿り着くがそう巧くはいかない。まり子もそれを実感する。「落ち着いて、ゆっくりでいいから」
賢太郎にとっては自分が初めての女の子、故に不思議と言葉が賢太郎を導いた。3回目にして背中のホックがようやく外れると賢太郎はゆっくり肩紐を外側にずらせた。まり子は目を閉じ腕を抜くとブラを隅に追いやった。


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