始まる痴態と叔父の意地-3
【あうう、さ、竿之介とな、うううう】
お満の目を通して外界を見ると、目の前に竿之介が現れたのでお敏の想念は戸惑った。
【あううう】
しかし、それも一瞬のこと。例え竿之介であったとしても、今のお敏の想念は快感を貪りたい欲求から離れられなかった。
さっきも直前でお預けを食ったので、お敏にはこれ以上耐えることはできなかった。竿之介が目の前に居るのを知りつつも、お敏の女の業が打ち勝った。
【あああ、お満うう、早う、早う、弄って下されええ、母はもう耐えられませぬううう】
しかし、それは仕方が無かった。未練たっぷりに下界に降りてきたお敏の想念は、女の業そのモノだったからだ。
「あらら、なんて破廉恥な母上でございましょう」
【もう、破廉恥でも、何でもようございます。早う、早う、ああああん】
「じゃあ、竿之介に頼んでみては?」
お満はニヤリと笑った。
何だかんだとガミガミと煩いお敏の口を封じるために、これはお満が咄嗟に立てた計画だった。お敏の声がお満の乳首を通して竿之介に伝わるのは予想外だったが、これによってさらに都合が良くなった。
お敏を竿之介の前で堕とすことで、もうガミガミと言わなくなるだろう。お満はそう考えたのだ。
【あうう、そ、それは…】
お敏の中で、僅かに残った威厳が邪魔をした。
「では中断していいのでございますね。では今から『お満から出て行って下され』って念じましょう」
【止めてえええ】
「ほほほ、母上如何に、さささ、如何に如何に」
【ううう】
「さあ、さあ、さあ、どういたしまする、さあ、さあ」
お満の執拗な問いかけに、お敏はもう考えることが出来なくなった。想念が考えるのを止めると結論は直ぐに出る。
【ああん、さ、竿之介、何をしているのです。早う、お満のおまんこを舐り(ねぶり)なされ、早う早う、あああん】
お敏が堕ちた瞬間だった。
「聞いた?」
「う、うん」
母親の淫らな言葉に興奮したお満は、竿之介にも聞こえたのかの確認を求めた。竿之介も母親の淫らな言葉に興奮して目を見開いていた。
竿之介は母親の言いつけを守った。お満の足を抱え上げると、蜜の溢れた股間に顔を埋めた。秘豆に鼻をグリグリ押し付けながら、その雌の匂いを思いっきり吸い込んだ。
「あああ」
【いやああああん、すごおおいい、ああああん】
「姉上、なんて破廉恥な匂いでございますか」
鼻の頭に淫らな蜜を付けた竿之介が嬉しそうに頭を上げた。幾度も着物の残り香を嗅いでいた竿之介だったが、本物の女の香りを間近に嗅いで興奮した。
しかし竿之介が感想を述べる僅かな時も、今のお敏には我慢できない状態だった。
【いやよおおお、竿之介、何をしておるうう、もそっと、ペロペロ、お満のおまんこを舐りなされえええ】
厳しい母親の言いつけを竿之介は即座に守った。口を窄めて淫口に宛がうと溢れる蜜を啜った。
じゅるじゅる
「あっ、あっ、あっああん」
【ああああん、そう、そう、あああん、いい、いい、ああああん】
お満の淫部を通じて、お敏の悦びの声が竿之介の頭に心地よく響いた。気をよくした竿之介は更に責め立てていく。両手で割れ目を開くと、淫口から秘豆に掛けて舌を出して舐め上げていった。