淫乱母子3人合流-2
「わかりませぬよ。叔父上は叔母上に振り回される人生に厭気がさして、鬱憤払いの穿け口を求められているご様子でしたからね」
『有り得るかも…』
「それよりも母上、竿之介にも顔をお見せ下され」
『それは叶いませぬ』
「へっ?どうしてですか」
「お満は特別なのです。そなたはちと頭が軽い。その分、感受性が高いのでございまする。聡い竿之介には母が見えませぬ。ついでに言うと、母が取り憑けるのも頭の軽いそなただけじゃ」
「失礼な、母上と言えども許せませぬ。お満の頭はそんなに軽うはございませぬ」
お満は肌蹴た着物を直す事もなく、胸をプルプル揺らせながら地団太を踏んだ。
そんな頭の軽い行動をするお満を見ながら、お敏は目頭を押さえて頭をゆっくりと振った。
母と娘の会話だったが、竿之介から見たら半裸のお満が、何も無い空間に向かって一方的にしゃべりかけているだけだった。
「あ、姉上、もういいでしょう。ここに居ても仕方がありませぬ。ささ、おべべを着てどこか眠れる場所を探しましょうぞ」
竿之介はお満を労るように、優しく声を掛けた。
「もう、本当に居るんだってばあ。母上、さっきお満に言うたように、母上と竿之介しか知らない事を言うて下され」
「ははは、姉上、もういいではありませぬか。そんな秘密など聖人君子の竿之介にはございませぬよ」
笑う竿之介を無視して、お満はお敏が居るとする空間に向かって耳を傾けた。
「えっなになに、九つの時に、3軒隣の羽田様の次女のおみっちゃんに、ふむふむ、なんと、お医師ごっこと称して、えええっ!裸にしてお尻の穴に指を容れたとな。何と破廉恥な。それはそうじゃ、おみっちゃんも羽田様に言うであろうなあ。何と、おお、それは難儀でしたなあ、母上は謝るために三日間も通いなされたか」
「ええっ!ど、どうしてそれを。それは我が家では母上と竿之介の2人だけの秘密…」
驚く竿之介に構わず、お満はまたもや空間に耳を傾けた。
「ええええっ!そ、それは真ですか、何と恥知らずな!」
お満の驚きように、竿之介はビクリとなった。
「竿之介、そなたは姉の脱いだ着物の匂いを毎晩嗅いでたそうじゃのう。それもお股の部分ばかり」
お満はキッとなって竿之介を睨んだ。
「い、いえ、毎晩ではありませぬ。そ、それに母上に見つかってからはしておりませぬ」
竿之介は真っ赤になって言い訳をした。