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君を救いたい
【純愛 恋愛小説】

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1年後・・・・-3

最初は単なるお節介な人だと疎ましがってた、俺が雨の日傘を忘れ困っていたクラスメートの為に、自分の持ってた傘を貸してあげ俺は案の定濡れて帰る所を

「ちょっと君!傘も差さないで風邪引いちゃうよ・・」
昨日ちょっと知り合った女子から声を掛けられ、雨が降る中傘も差さず持ってるカバンで
わずかに雨除けする俺を心配したらしく、彼女の差して傘に入る事になりそれから

「家まで送ってあげる」と彼女は父親に連絡して車を出して貰いその間大樹の下で雨宿りする羽目になり、断ろう迷惑が掛かる・・と感じやっぱり濡れて帰ろうとするとそんな俺の腕を掴み、怒り口調で「いいからぁ」と引き止められ

それで渋々彼女の言う通りにしやっと来た彼女の父の運転する車が来てようやく家に帰れる・・と思ったら車を出て俺の視界には見慣れた自宅は無く変わりに

「ここって・・」
そこは彼女の家で、どうやら雨で冷え切った俺を心配して温かいお風呂に浸かせるつもりのようで、驚き慌てた俺はそんな事悪すぎると彼女に断ろうとしたのだが
そんな隙も与えず俺は彼女とその両親に手厚い持て成しを受けた





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