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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈選ばれし美肉達〉-8

「……どうゆう意味よ?」


突然の提言に、景子は少しだけ身構えた。
今までの行いを見て、とてもではないが妹を解放するとは思えない。
何かがある。と、景子が思うのは当然だった。


『だから、妹の代わりの牝を紹介しろって事さ。お前の友達を、一人差し出せ……』


やはり、そういう事だ……あの映像で見た集団を満足させるには、大勢の女性が必要……つまり、少しでも多く連れていく腹積もりなのだ……。


『……オイ』

「や、やめろッ!!やめろぉッ!!!」

「ちょっ…!!何すんのよ!!」


八代の指示で部下と専務は、景子と春奈の上着から携帯電話を取り上げた。
その中のデータから、情報を引き抜こうというのだ。

まだ夜は始まったばかり。
景子達に成り済ましての呼び出しは、それほど怪しまれずに上手くいく公算は高い。



『……何だこりゃ?話にならねえや』


春奈の携帯電話には、それらしい女性は入っていなかった。
友達は極端に少なく、写メも風景や子犬などの他愛のないものばかり。
専務はバッテリーを引き抜き、纏めて部下に手渡した。
もうその携帯電話に用は無かったからだ。


『ほう?コッチにはいい女が居るぞ』

『……まあまあかな?でも悪くねえや』

「わ、私のケータイ返せッ!!返せよ!!」


八代と専務が見る画面には、景子とツーショットで撮られた友達が写っていた。顔は丸顔だが、服の上からでも、その豊満な胸が確認出来る。
貧乳ばかり連れていったのでは、お客様のニーズに応えられないのは自明の理。


『この女のメアドはドレだ?』

「……………」


勝ち誇る八代に、景子は無言で抗った。
その女性は二つ下の後輩で、中学生の頃からの友達。今は保険会社の営業をしており、今度の夏には結婚が決まっていた。
親友の人生を、幸せな未来を、こんな外道に明け渡すわけにはいかない。


『……八代は不器用だよなあ?女の扱いも知らねえんだからよぉ……』

「な、何を…!?」

「キャアァァァッ!!!」


専務は優愛に近付くと、いきなりスカートを捲り上げてしまった。
景子に似て、華奢な身体の割には尻は大きく、肌色のストッキングにオレンジ色のパンティーが透けていた。


「優愛ぁッ!!や、やめろテメェ!!」

『クックック……景子お姉ちゃん、画面を見てみろ?大切な妹が“あんな風”にされたら嫌だろう?』


いつの間にか画面は変わり、そこには枷を麻縄で縛られて、樹木に吊るされた瑠璃子の姿があった。
太陽の陽射しが照りつける赤土の大地に、全裸の男達が群れている。
その開けっ放しの股間に、集う男達の肉棒が襲い掛かっていった。







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