〈選ばれし美肉達〉-30
『こりゃあ綺麗なケツ穴とオマ〇コだ。マ〇ビラもピタッと仕舞われてるぜえ?』
「見ちゃ嫌あ!!嫌あぁぁ!!!」
『こっちはマ〇ビラが少し食み出してるか?それにちょっと毛深い感じ……』
「こ…怖いぃぃッ!!お姉さん怖いよぉ!!」
「あ"〜〜〜ッ!!優愛ぁッ!!」
「ッ〜〜!!!」
好奇心旺盛な鬼畜達に股間を視姦されながら弄られ、泣き腫れた顔は恐怖一色に染まり……やがて金属製ボールが放尿を告げた。
どれだけ春奈を恨もうが、その感情で事態が好転する事は無い。
皆が皆、等しく囚われの身であり、鬼畜達から見れば全員が全員、ただの牝でしかないのだから……。
『ちょっとオマ〇コ見たらムラムラしてきましたね?』
『そうなったら静香を“使え”よ。その為に捕まえたんだからよぉ』
「ゆ…許してください……もう許し…ッ!?……やあぁぁぁぁ!!!」
………白み始めた空に、星々の輝きは失せていく。
鋼鉄に遮蔽された空間に時間の概念が無くても、時の経過とは無関係ではいられない。
群青の水面に横たわる黒鉄の魔物……灰色の空間に黒い排煙をなびかせ、錨を海中から引き抜く……攪拌された白い泡が船尾に現れると、その巨体はゆっくりと揺らいだ……。
《終》》