〈選ばれし美肉達〉-16
『か弱い女が集団にレイプされるトコを、ソイツらにも楽しんでもらうか?』
「ま、まだ止めないの?もう…もう沢山よ!!」
「嫌ッ!!嫌よぉ!!」
「静香あぁぁ!!うぅ…うぅぅ……」
三人の入った檻は隅に置かれ、その部屋の中心に静香が転がっている。
取り囲む集団と空いた二つの檻は、まだ空腹なままだ。
「う…う"ぅ"ッ」
前髪を掴んで顔を上げさせ、専務はがら空きの頬を叩く……眠りの国の漆黒の空間から、決して晴れぬ闇の空間へ、静香の意識は引きずり込まれた……。
「ふは!?は…あぁッ!!」
安らかだった寝顔は見る間に引き攣り、クリクリとした瞳は丸く見開かれた。
それは何度見ても飽きる事の無い、美しくも哀しい女性の表情……。
(……け…景子?……なんでこんなトコに……?)
仕事が終わり、コンビニに寄った時に景子からメールが届いた。
「直接会って話をしたい、大切な用がある」と。
男っ気の無い景子に、もしや彼氏でも出来たか?と、静香は冷やかしの思いを覚え、なんの警戒もなく、約束された町外れの夜景の見える丘へと車を走らせた。
静香が自分の結婚を景子に告げた丘……それは全くの偶然だったが、既に運命が決まっていたからこその悲運だったのだろう……。
その丘に登る山道、突然何者かが車の前に飛び出した。
急ブレーキの後、静香は慌てて車を降りる……そこには異様な男達の姿が……。
「……だ、誰か…ッ!!」
悲鳴を上げる前に口を塞がれ、もう何も覚えていない……痛みに目を覚ました今、取り囲む男達と檻に収められた景子や少女達の姿を見て、ようやく静香は罠に嵌められたのだと理解した……。
「い、嫌あッ!?」
衣服の乱れに、静香は悲鳴を上げた。
スカートは破れて床に落ちていたし、Yシャツの胸元のボタンは弾け飛び、黒のブラジャーが見えてしまっていた。
自分が眠らされている間に、この男達が悪戯をした……静香は慌ててパンティーを左手で隠し、右手でYシャツを握って胸元を隠した。
『静香ちゃん。君は友達の景子に売られたんだぜ?妹の優愛ちゃんを助ける代わりになあ?』
「!!!」
集団の中でも異様な金髪の男が、笑いながら静香に迫った。