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真奈美の日記
【獣姦 官能小説】

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目覚め-10

「いや、もう、いや……あは、あはは……」

彼女はパニックに陥り、涙と水ばなで汚れた顔をくしゃくしゃに歪めて、泣きながら笑い声を上げた。
もう、殆ど精神に錯乱を来している。

(あはは、もう、声さえ出ない……こんな酷く汚い場所で、私は見も知らない大きな獣に襲われ、殺されるんだわ……)

真奈美は、うつろな目でその獣を見詰めながら、ここ最近の記憶を回想していた。
――最初はそう……古い、汚い馬小屋みたいなところで、まだ幼い女の子が、獰猛な大きい犬と……愛し合って、つながって……
彼からいっぱい精液を注入してもらって……一休みしたら、また抱き合って、そしてつながって。

既に真奈美の体操着は噛み千切られ、腕と肩口を残して、全て剥ぎ取られてしまっている。
パンツは既に脱がされたのか、下半身は丸裸にされている。
目の前の猛獣は、オーラのような威圧感を発散させながら一歩、また一歩、真奈美へと近づいてくる。

――にっ、2話目は檻の部屋に警察官の女の人が、4匹の犬と一緒に入れられていて……真ん中のベッドで代わる代わる、順繰りに犯されるの……
女の人はとても嫌がってるけど、つながって中に出されているときは眼がとろんとして、とても嬉しそう……
そして、お腹がすいたらベッドの下の生肉を食べて、疲れたら抱かれながら居眠りして。休む間もなく抱かれ続けるの……

眼前の犬は、既に彼女の鼻先まで迫っていた。
その犬の威圧感に圧倒され、彼女の思考は停止し、頭の中は、ただ昨日視たDVDの映像がエンドレステープのように再生を続けるていた。
ベチャッ! 突然、真奈美の視界が大きく分厚い舌で遮られた。再び顔面に唾液を塗り込められた彼女は、息苦しさに口で息をする。
するとそこへ間髪入れずにその生臭い舌がグチョリとねじ込まれた。
その反動で、上半身を支えている両腕の手のひらが、汚物でぬかるんだ床の上をヌルリと滑る。
慌てて支え直そうと位置を変えた手のひらが、一匹のゴキブリの上に乗る。
プチっと音がして、黄色い痰のようなはらわたがピューッと指の間から噴き出した。

――さ、3話目はワンちゃんのコンテスト会場……そこには、犬の格好をさせられた女の人が首輪で括られていて……
真奈美は、恐怖を紛らわせるように、夢想しながら状況をぶつぶつと声に出して解説を始めた。
……たくさん女の人と交尾して、一番イカせたワンちゃんが優勝……
女の人は、順繰りに次々と別の犬と交尾させられて……最後は優勝したワンちゃんが、一番お気に入りの女の人を副賞の景品として貰える……

ショワワワ…… 突然、何か暖かい液体が真奈美の上に降り注いだ。

「うぶぁ……べっ、何これ?……しょっぱい!」

突然、その犬は彼女に向かって小便をかけ始めた。真奈美はびちゃびちゃと顔面や胸元でそれを受け止めたが、激しい水流に戸惑い、じたばたともがいた。

――そして、よっ、4話目……ウンチやオシッコでどろどろに汚れた公衆トイレ……
そこまで思い出した時点で、ふと現実の光景と記憶が重なっていくのを感じた。

ビデオの映像では、今の現実と同様、使われずに汚れて朽ちた公衆トイレの中で、何匹もの犬が、かわるがわる一人の女性を犯し続けるのである。
その時、自宅のリビングでその映像を視ながら、真奈美はテーブルの上にガムテープで固定した異形のディルドーに跨がりながら、自分自身に深々と挿入し、激しく腰を振ってピストン運動を繰り返していた。はり型の先端は子宮口を押し上げ、子宮を突き上げ歪ませ、彼女は最高のポルチオを味わっていた所だった。
……ウジムシさんや、ゴキブリさんを踏みつけて……巨乳のお姉さんが……いろんなワンちゃんに……犯されるてるの!ああッ!
真奈美は、両腕をわなわなと震わせながら、呪文のようにしゃべり続ける。
しかし、激しい振動で真奈美の首は大きく前後に揺さぶられ、口からは涎が垂れ、喋るのも困難な状況だった。
既に、その犬は真奈美の上に覆いかぶさり、がっちりと太い四肢をからめて身動きできなくしていた。

「そ、そして、犬は、何度も、何度も……精液を……中へ出して……ああああーッ」

既に、真奈美を拘束した犬の股間からは、煮えたぎるような赤黒い怒棒が起立し、真奈美の白い双臀の間の谷間に滑り込ませていく。
次の瞬間、ドズンッ!という鈍い衝撃とともに、真奈美は股間から下腹部の奥にかけて、太くて熱い巨大な異物がはらわたを押しのけるように侵入して来たのを感じた。

――雲一つ無い大空高く、太陽がまばゆいばかりに輝いている。
暫くして公園内は、ジョギングや散歩を楽しむ人たちで賑わっている。
公園の噴水広場にある大時計がまもなく午前10時を指そうとしていた。

砕けて四散した公園のベンチの前では、先ほどの大男が猛り狂っている。

「もう、10時じゃねえか。タロの野郎、どこへ行きやがった! もし帰ってきやがったらお仕置きだ!」

筋肉でゴムまりのように膨れ上がったゴリラのような大男は、更に筋肉に力を込め、殺気を巻き散らせながら、ドスドス足音を立ててその場を去って行った。

……真奈美が猛犬に連れ去られ、朽ちた公衆便所に引きずり込まれてから、既に3時間が経過しようとしていた。


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