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傍らに咲く花
【同性愛♀ 官能小説】

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百合の花、繚乱-3

もう形振り構ってられるか!


このままじゃ小夜が松本に汚されてしまう。


寝た振りして聞き耳立ててたのも、松本に汚されるくらいならバレる方がましだ!


待ってろ、小夜、今助け……!


ショーツをお守りのように握りしめながら、毛布をはね除けて起きようと、膝を立てた、その刹那――。


「わあ、小夜さんのここ、綺麗なピンク色!」


と、無邪気にはしゃぐ松本の声で、ピクリと耳が反応した。


ピ、ピンク……?


さっき、松本で思い浮かべてた卑猥な妄想が小夜に変換されていく。




『あっ、翔平……恥ずかしい……』


『小夜のここ、そそられる色してるよ……』


清らかな小夜のヴァギナを左右に割り開くと、そこには濡れて光る小さな膣口がヒクヒク蠢いて、俺を誘う。




そんな様子を想像した瞬時に、脚の間のアレが、更に鎌首を持ち上げ始める。


ああ、もう、俺のアホ!


すぐにエロい想像してしまう頭と、ジーンズがパンパンに張りつめてしまうほど反応してしまう身体が恨めしい。


「あ、ああ……里穂ちゃん……は、恥ずかしい……」


かと思えば現実では、小夜は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆ったまま、何度も首を横に振っていた。


小夜……、小夜!


そこで目にしたものは、剥き出しの小夜の下半身が、松本にしっかり押さえ付けられていて、松本のねっとりとした視線に晒されている所だった。


「ビラビラは少し大きめですねえ、割れ目からベロみたいにはみ出してますよ?」


「イヤ……、そ、そんな恥ずかしいこと言わないで……」


松本はさらに容赦無く、逐一見たまんまを声に出している。


そう、俺に聞かせるために。


クッソ、いい加減に……!


俺から小夜を奪おうとしたいのか、小夜にイタズラをして優越感に浸りたいのか、わからない。


でも、そんな勝手な理由で小夜をオモチャにしていいわけねえだろうが!


これ以上奴の暴挙をのさばらせてはいけないと、正義の味方のごとく立ち上がろうとするのだ……が。


「あっ、クリトリスが勃ってる。小夜さん、興奮してるんですか?」


「ち、違……!」


絶妙なタイミングで俺の心を掻き乱すようなことを言う松本。


ク、クリトリスが勃って……?


同時に俺のぺニスもフル勃起してしまい、ジーンズのあまりの窮屈さに、気付けば小夜を助けることもしないままにベルトを弛めていた。



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