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掌でダンス
【その他 官能小説】

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掌でダンス-4

季節は秋。仕事帰りの寄り道…。辺りはもう薄暗い。
千秋が俺の車に乗り込んでくる前に、俺は車から降りた。
「健二?」
「散歩しよ。」
俺は笑って彼女を誘った。
薄暗い公園を奥へ奥へと散歩する。
時折、カップルがいちゃついている。しょうがないなぁ…ホント。…考える事は皆同じだな。
「何笑ってるの?」
「ん?いやぁ…ちょっとね。あ、そこに座ろうよ」
丁度茂みに隠れるように設置してあるベンチに千秋と座る。
「なぁに?外で話すの珍しいね。」
俺の顔を覗きこむ千秋の唇にキスをした。


予想通り千秋は、驚いた顔をしている。あーっ、かわいい!
「今日はさ…ここで、しよ。」
「えぇっ?!」
千秋のスカートに手を入れて太股を愛撫する。肩を抱き、耳元で熱い息を吹きかけながら
「いいだろ?みーんなヤッてるじゃん…。」と囁く。
感じやすい千秋は、体を縮ませながら震えている。
「…やだょ…誰か来たら困るよ…んっ…」
こういう時は、彼女を無視して俺の思うままに進めてやる。
服の下に手を入れ、ブラを外して胸を揉みあげる。
「やぁ…っ!」
千秋の唇を捕えた。


舌を滑り込ませて、千秋の口内のヨワイ所を攻めた。
千秋がそれを防ぐには自分も舌で応戦するしかない。
俺達は、濃厚なキスを始めた。
千秋は俺に腕を絡めてきた。
「ん、はぁ…っ」
一旦、唇は離れた。
「もう…っ。知らない…っ。」
千秋は再び俺とイヤラシくて積極的なキスを始めた。

初めの頃の千秋は、初々しくて清純っぽかった。が、不倫という背徳がそうさせるのか、今じゃすっかりセックスに溺れる女だ。

今も、心のどこかで躊躇いながらも野外セックスに興奮しているに違いないんだ。


そう言う俺も、全てを忘れて千秋のカラダに没頭してしまうんだけどね…。

今日の千秋はさすがに声を押し殺している。
その姿を見て何とか声を出させてやろうと、ちょっと意地悪したくなってしまう。
控え目に千秋のアソコをいじっていたのだがいきなり指を二本、中に侵入してやる。
「っああ…ん!」
荒い息の中に突然混じる甘美な声。
そのまま一気に指でヨワイ場所を擦りまくる。もちろん、花芽を刺激することも忘れてない。
千秋は必死で声をあげるのを我慢している。が、吐息のような小さな声で
「…だめぇ…も…イクぅ。」

と、俺の耳元で言ったと同時に千秋のカラダがビクン!と震え、千秋の口からはくぐもった歓喜の声が短く発せられた。
ヌルリと指を抜いて、千秋の口に入れる。
「…んっ…ふぅ…ん…」
千秋は俺の指にまとわりついている愛液を舐めとり、ベンチから降りてしゃがむ。
俺はジーンズのボタンとジッパーを開けて、キンキンに張りつめたJr.を解放する。
千秋はそれを舌で濡らしていく。俺の反応を見ながら、ねっとりと舐める。
「…ん…ふぁ…んんっ」
ずっぽりくわえこみ、吸いながら舌も使い、頭を前後させる。
「ち、秋…」


千秋の一生懸命さが可愛くて、俺はいきそうになる。
「…イクよ…。」
千秋は俺の目を見た。
「…っく!…んふぅぅ…っ…」
千秋は全部飲み干し、Jr.から口を離した。そして照れたように微笑む。
俺達はベンチから離れ、少し茂みの奥へ隠れて抱き合う。
もう千秋は声をこらえず、欲望のままにあえいでいる。

辺りはもう暗い。
少し遠くからも、別の女があえいでいた。


千秋と付き合いはじめて半年が過ぎた。初めの頃は千秋が欲しい一心だった。
千秋を手に入れ意のままにし、最近ようやく周りが見えてきた。


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