裕樹の部屋で-3
「誰がエロチビのどチビじゃ」
裕樹の三白眼の目が結衣を睨んだ。
「ひっ、あ、あんたやんか。ぐぬぬぬう、はあ、はあ、」
「何言うてんねん。弟のプライベートを覗くお前の方がエロやろが」
「はあ、はあ、シコシコ男が偉そうに言うな、このどスケベ離せ!はあ、はあ」
「黙れ、どっちがどスケベか調べたる」
裕樹は三白眼のままニヤリと不気味に笑った。
「な、何言うてんの…」
急激に不安に駆られた結衣に構うこと無く、裕樹は結衣の両手首を掴んだままその手を結衣の頭の上に重ね、手を持ち替えて、結衣の華奢な両手首を片方の左手一本で抑え直した。そして結衣のばたつく足はサッカーで鍛えた長い足で抑え込んで結衣を身動きのできない状態にした。
裕樹は開いた右手を結衣の目の前に持っていき、指を筒状にして上下にクイクイと動かしてニヤリと笑った。
その動きで、その手がさっきまで裕樹のイチモツを扱いていた手だとわかった。指先にはスマートホンを触った時についた精子が光っていた。
「や、やめて…」
恐怖にひきつる結衣の顔を楽しみながら、指についた精子を結衣の頬で拭った。
「いやああ」
次に裕樹は拭い終わった手を結衣の胸の上に置いた。
むにゅ。
「ひっ」
さっきまでイチモツを扱いていた手が自分の胸を触っている。ただ胸を触られるだけよりも結衣に衝撃を与えた。
「おっ、悪い悪い、さっきは言い間違えたみたいやな。これはペチャパイやないな」
裕樹はそう言いながら、結衣の豊満な胸を下から持ち上げるように揉みだした。
むにゅ、むにゅ。裕樹の動きに合わせて胸の形が変わる。
「や、やめろ、ス、スケベ、やあん」
「よう育っとるやないか。あれ?これは何やろ?」
裕樹はこれ見よがしにパジャマの上に浮かぶポッチリを指で弾いた。
「あんっ…」
「『あん』やて。えっろ〜、まさか興奮して乳首が勃ってきたんとちゃうやろな」
「そ、そんな訳ないやろ!離せ」
「じゃあ、確かめてみるか…」
裕樹は片手でゆっくりと結衣のパジャマのボタンを外しだした。
「いや、やめて…」
結衣は捩りながら抵抗をするが、却ってそれが豊満な胸をプルプル動かすこととなり、裕樹の興奮を助長するのだった。
「ゴクリ」
全てのボタンが外れると裕樹は生唾を飲んで、パジャマ裾を掴んだ。
「さあて、どんなエロい乳首してんのかなあ」
裕樹が一気にパジャマを肌けさすと、プルプル揺れる胸の先に硬くなったピンク色の乳首が現れた。