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妖怪艶義〜八尺様〜
【OL/お姉さん 官能小説】

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彼は、腰を振り続けた。-2

女が、さっきと同じ目で見つめていた。
いや、‘同じ’じゃない――冷ややかさに嘲りを混ぜこんだ、冷たく笑んだ瞳で俺を見据えていた。

直感的に腰を引こうとするが、力のこもった女の手がそれを許さない。
次の瞬間、蠢きはじめた舌に玉を激しく転がされ、腰から力が抜けてしまう。

主従の逆転は一瞬だった。

女は自ら口を使い、ぜんぶ頬張ったまま小刻みに頭を揺すってくる。
おまけに舌も縦横無尽に動いて、根元や玉を執拗に舐め転がしてくる。

粘膜との摩擦だけでも堪らないのに、極上の舌技まで浴びせられ、俺は悶えることしかできない。
なんとか逃げ出そうとするが、いまや完全に腰をホールドされて振りほどくこともできない。
もはや俺は、女の頭を力なく手で押し返しながら、体を仰け反らせて耐えることしかできなかった。

「んぶっ、ぶぷっ!ぢゅぢゅぅぅ・・・っ、ふふ♪」

女はそんな俺を見つめながら、目で嘲りを、口では破壊的な快楽を浴びせてくる。

「ちゅうぅ…ぽんっ!・・・ほら?私の目を見て、だらしなくイキ狂いなさい・・・?」

冷たく最後通告した口が、また‘俺’を呑み込んでいく。
でも俺は、恐怖ではなく、これから味わう快楽を期待してしまっていた。

「あぁむ・・・っ、ずず、ずじゅじゅっ、ちゅちゅぢゅぢゅぢゅぢうぅぅぅ〜〜ッッ!!!」

袋ごと、一気に根元まで咥え込まれ、喉奥まで迎え入れられる。
そして、強烈な吸引が始まった。

ふたつの玉がやわらかい舌の上で押し潰され、中の精子が無理やり搾り出される。
搾り上げられた精子が尿道を駆けのぼる感覚に、射精をこらえるヒマもない。

まるでペニスをストロー代わりに、ちゅーちゅーと溜まった精子を直に根こそぎ吸い出されるような、暴力的な快感。

期待を遥かに上まわる快感に ‘瞬殺’されて、俺は三秒ともたずに射精を始めてしまっていた。

「んぐっ!むぐ…っ!ずぞぞっ・・・ずじゅじゅじゅうぅ・・・・ッ」

二度三度と、彼女の喉奥に精液を撃ちつける。それでも吸引は止まず、俺はまた腰を跳ね上げて漏らしてしまう。

「じゅちゅぅ、ちゅるっ。・・・私の目を見て。まだ出るでしょう?干からびるまで果てさせてあげる。はむっ、ずぢゅうぅぅ・・・ッ」

また、腰をひくつかせて‘射精’する。それは射精というより、なけなしの精を吐き出す‘吐精’だ。でも、彼女の甘美な口技で達するのが、堪らなく心地いい・・・・。


また、一分ともたずに吐精。目と口に犯されて、堪えることができない・・・・・。



また、吐精。ただ、キモチイイ・・・・・・。




薄れゆく意識の中で。
彼女に。彼女が産み出す快楽に。‘征服’されていたのは俺だったと、やっと気づいた。


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