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強姦主義者 『T』
【レイプ 官能小説】

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2つのモンスター-8

 調書から田口徹の通う学校は県内有数の進学校、城都高校だと言う事は分かっていた。静香は高校に問い合わせ田口が地元の大学の千城商科大学に進学していた事を突き止めた。経済学部に属しているとの事だった。静香はあの時の面影を頼りに午後から校門の見える場所で身を隠して張っていた。どの生徒も優秀そうだ。だから余計にモデルをして垢抜けている高梨愛理が浮いて見えた。すぐに見つけた。愛理が腕を組んでいる少年、それは田口徹だった。
 ジーンズにシャツ、伊達目がね…地味なかっこうで2人をマークする静香。生徒達に紛れて2人の背後につく。
 「先輩、今度の日曜日って暇?」
 「撮影あるんだよね。」
 「えー、またっすか?」
 「一応売れっ子読者モデルだからね♪」
 「俺もう我慢できないっすよ〜。」
 「一昨日したばかりじゃん。」
 「毎日でもヤリテェんっすよ〜!」
生々しい会話に恥ずかしくなる静香。
 (こんな会話、良く人前で出来るわねぇ…。)
密かにドキドキしてしまう。
 「香織とユリアと遊べば?日曜日暇だって行ってたよ?」
 「そーしようかなー。あの2人タフだから体がもたないんっすよねー。出したらすぐしゃぶってくるから、俺ずっと勃たされっぱなしなんですよね。」
 (す、凄いわぁ…。)
赤裸々な卑猥な会話に驚く静香。
 「あの2人は根っからのスケベだからね!羨ましいわよ。」
 「先輩だってドスケベじゃないですか。あそこまでよ〜くオナニー見せてくれる女、そうはいませんよ?」
 「あはっ!恥ずかしいじゃ〜ん!」
イチャイチャする2人にもうついていけない。静香は少し距離を置いた。会話は聞こえないが、ずっと卑猥な会話をしている事は確実だ。途中キスしたり尻や胸を撫でる田口に嬉しそうにする愛理の様子に呆れて物も言えなかった。
 「じゃあね、田口君♪」
駅で田口とキスをした愛理はバスに乗って別れた。田口はそのまま駅に入り電車に乗った。静香は田口を尾行した。


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