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料亭遊戯
【その他 官能小説】

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料亭遊戯-2

見合いは屋敷に近い料亭で行われる。
母と二人、待ち合わせの部屋に入る。そこには、青年がひとり、座っているだけであった。
「遅れて申し訳ありません。」母に続き梓も頭を下げる。
「いえ、こちらも今来た所ですから…お気になさらず。どうぞ、お座り下さい。」
母は梓の腰をトン、と叩き、座るように促す。
「し、失礼します…。」

梓が座ると母は
「では私はこれで…。娘をよろしくお願いしますわね。」
と、そそくさとどこかへ行ってしまった。
「え…っ。」
知らない青年といきなり二人きりになるなど、予想だにしてなかったので、梓は動揺した。
「私は、高瀬穂高といいます。」
青年が微笑みながら名乗る。その微笑みは、とても温かで優しいものに感じられ、梓は少し、安心してきた。
「あ、私は松本梓です。よろしくお願いします。」
改めて青年、いや高瀬の顔を見る。穏やかな表情は思ったよりも素敵で、不覚にも梓はときめいてしまう。

「私が頼んだんですよ。梓さんと二人きりで話がしたい、と。」
「え?何故ですか?」
高瀬は微笑みながら答えた。
「お互い親が居るところでなんか、色んな話が出来ないような気がして。」
梓は思わず、ふきだした。親の前で出来ないような話って一体何なのかしら…なんだか面白いわ、この方。
すると、高瀬がニタリと笑いながら小声で囁く。
「…さっきは白いワンピースを着ていたよね?君。」
 !!
梓は息を飲んだ。
 この人、私をどこで見たの?!まさか…まさか…。
「い、いえ。今朝からこの服を着ています…。」

声が完全に上擦っている。

 まさか、見られて…た?
「おかしいなぁ…確かに梓さんだったんだけど?白いワンピース姿でそこの竹林に入っていったでしょ?」
ドクン ドクン 梓の鼓動が大きく脈打つ。
「俺さぁ、追い掛けてったのよ。そしたら君ってばさ…へへっ。」
「いやあぁっ!!」
「清純ぶって、やることはスゴいんだね。」
「やめて!違う、お願い、やめて!」
梓は頭を激しく振りながら泣き叫ぶ。
「騒ぐなよ。人が来る。」
「きゃ…。」
梓は壁に押し付けられた。口は高瀬の手で塞がれる。

「騒ぐとそのこと親に言うよ?いいの?」
梓の瞳には涙が溢れ、脅えていた。
でも親に言われては困る。
梓は言われたようにおとなしくした。
「いい子だ。」
高瀬は梓に口付けをする。梓は侵入してきた舌を受け入れ、自身の舌を絡めつけた。
「…ん…っ。んふぅ…。」
梓は相手が高瀬なのに、久しぶりの口付けに酔いしれていた。
自分から高瀬にしがみつき、唇をむさぼる。
「んっ。ふぅ…ん…ぁむぅ……。」
唇を離し、高瀬がにたにたと満足そうに、笑った。
「君、欲求不満なんだね。竹では満足できてないんでしょ…?」

高瀬は梓のワンピースの裾から手を忍び込ませ、梓の乳房を揉み始めた。
甘く痺れるような刺激…。
自分の手ではなく他人からの刺激…。
「っ…ふぅん…。」
 いつから私はこんなに淫らな娘になってしまったの?恥ずかしい…でも…もっとしてほしい…。
「んぁん…っ。はぅ…ん。」
高瀬の指がツンと乳首を弾く。
「ひゃぁ…ぅ…。」
「梓、大きな声出しちゃダメだって。」
そう言いながら高瀬の指は乳首を弾いたり擦ったりしているので、堪えようとしても甘い声が漏れる。
「ぁ…は…ぁあん…。ダメ…ダメですぅ…っく…。」

「仕方ないな…」
そう言いながら高瀬はズボンと下着をを下ろし、梓をしゃがませた。
梓の目の前に、高瀬の堅くそそりたつモノが差し出された。
「…口を塞いでやる、よッ。」
モノを梓のクチにぶちこんだ。
「んむぅーっ。」
「…いいねぇ…梓。かわいいよ…。」
「んふぅ…ふぅ…っ。」
「あーだめ。俺もういれたいや。」
梓のクチを解放し、立たせ壁に手をつかせる。
「腰、あげて。」
くい、と腰があがり、スカートを捲ると秘部が丸見えになった。そこはキラキラと愛液が絡み付いていて、溢れた液は太股を伝っていた。


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