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磯崎恵利子 15歳の受難
【レイプ 官能小説】

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恥辱の桜貝 ☆-2


 恵利子に直接触れること数日、脅迫者である千章はその指先に確かな手応えを感じていた。

同時にそれと気付かれぬ様に、ほんの僅かであるが千章の指先には“ある薬品”が塗り込まれていた。
それを繰り返し繰り返し、間接的に恵利子の“スリット”に擦り込んでいったのである。
その効果を千章は、指先にて確かに感じ取りはじめていた。

薬品を使用していない時と違った、くぐもった熱と僅かな潤いが指先に伝わってくる。
まだ潤い程度であるが、確実に効果がではじめている。

そしてにわかに連続強姦魔、千章流行の計画実現が現実味をおびてくる。
スカート内盗撮、痴漢行為は途中過程であって最終目的に有らず。

当初より千章の目的は、磯崎恵利子“レイプと継続的セックス強要”にあった。
その点においては美しい少女、福井美涼※)と同様である。

 しかし今回の標的磯崎恵利子は、その家庭環境家族構成において福井美涼とは大きく異なり、立案段階より計画実行は困難を極めていた。

そこで今回は発想を変え、徐々に侵食して行く作戦に出たのである。
その効果と進捗状況は計画以上であった。

ここで千章は恵利子に対し大きなブラフに出る。
今まで同様それは一枚の紙面を持って恵利子に伝えられた。
恵利子には姉を慕う双子の姉妹がいる。

「要求に従わねば姉妹の通う小学校に、姉の車内での痴態を曝す事になる」
その文面を見た恵利子は、ショックで気を失いそうになる。

(やはり撮られていた!?)
恵利子はそう思いながら、背筋に冷たい物を感じていた。

同時に無邪気な笑顔の妹たちが思い浮かぶ。
姉を慕い憧れる様なそのまなざし……

(妹たちに、こんな無様な姿を見せる訳にはいかない)

しかし実際のところは、恵利子が危惧する様な動画はおろか、静止画さえ存在してはいなかったのである。
そうそう簡単に、三流アダルトビデオ並みのものが撮影出来る筈も無い。

どちらかと言えば、最初に恵利子を脅迫した逆さ撮り画像その物が奇跡に近い存在であったのである。

 しかし被害者である恵利子の脳裏には、男の指先に従順に玩ばれる自らの下半身画像が思い浮かんでいたのだ。

(そんな物、絶対誰にも見られたくない。ましてや妹たちが通う小学校になんて考えられない)
想像しただけで、極度の不安感から吐き気さえ覚えてしまう。

千章は入念な調査によって恵利子の感受性や想像力、そして家族間の繋がりを十分把握していた。
この場合それを逆手に取ったのだ。

本来であればその目的に対して障害になる物さえ、その目的達成の一部として組み込んでしまう。
千章の緻密かつ狡猾な人間性が窺える一端である。

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※)最初のレイプ被害少女。その内外面共の美しさは、千章の狡猾な計画性すら鈍らせる。詳しくは、「計画的連続少女強姦事件ファイル」中「福井美涼 17歳」編を参照。


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