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磯崎恵利子 15歳の受難
【レイプ 官能小説】

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恥辱の桜貝 ☆-1


 5月22日 月曜日 

 朝の通学電車内……

ゆっくりと滑らせる様に、男の指先が恵利子の中心を縦方向になぞりあげていく。
繰り返し、繰り返し、繰り返される行為は、男からの無言の圧力なのか?

(抵抗しない事? 違う! 抵抗しないのではなく、抵抗が出来ない様にされている)
見事なまでに男の術中に嵌ってしまった恵利子。

今朝もスカートの裾口が捲り上げられと、男の右手がスカート内に侵入してくる。
薄布越しではあるが、的確にその指先は恵利子の敏感な部分を捕え絡み付く。

それは恵利子が経験してきた痴漢行為とは違い、逃げる事も声を上げる事も許されない。

しかし違い異なるのは、それだけでは無かった。
触れるか触れない程度、ほんの微かな感覚で触れられる。
まるで生まれたての子猫を愛でる様に触れられている。

 嫌悪し嫌である事に変わりは無いが、今まで経験した痴漢行為とは大きく違う感覚。

ゴリゴリ擦りつけ、抉じ開けられる様な大きな痛みと不快感。
今まで受けた痴漢行為は、押し並べてその様な感覚であった。

ひたすら“受動的”に、到着駅までの時間を耐える事しか許されない状況。
加えてはじめて知る繊細な指先の動き、その異常な状況はかえって恵利子の感覚を鋭敏にさせる。

嫌悪とは別の微妙な感覚が、時折恵利子の中に芽生え始める。
もちろん、“感じ”ている訳では無い。
しかし、心とは裏腹にくぐもった熱が恵利子の中心より発せられはじめる。

 翌日も同様の行為が繰り返された後、男の指先は遂に下着縁を潜り恵利子を直に捕える事になる。

 5月26日 金曜日

 今朝も男は対面に位置すると、当然の権利を行使するが如く、指先を下着縁から侵入させてくる。
決して粗野な動きではない。

浅いスリットに指先を這わてくると、的確に一番敏感な部分を探り当ててくる。
まるで“恵利子の形”を記憶しているかの様な指先の動き。
一度捕えられたら、もう逃れる事は出来ない。

絡みつき蠢き続ける男の指先は的確に刺激してくる。
それでも抗う事は許されず、ひたすら降車まで玩ばれ続ける。

月曜日から五日間、恵利子はされるがままにその仕打ちを受け入れるしかなかった。
男の指先は日を追うにつれ、徐々にその淫猥さを増していく。
それは繊細な動きでありながら、時に大胆に恵利子を攻め立てる。

 二本の指先で左右に押し拡げられると、すかさず膣孔入り口付近にあてがわれる。
そうかと思えば的確に弄り当てられた花芯が、延々と微妙なタッチで刺激され続けるのである。

男の陰湿な罠が、徐々に恵利子に侵食してくる。
唯一の救いはその指先が、膣孔深く潜り込んで来なかった点であった。
その事が恵利子にとっては、僅かな慰めでありギリギリの妥協点であったのかもしれない。

これがもしいきなりの痴漢行為から始まったのであれば、恵利子の反応は大きく異なるものであった。

それは精神的部分にも、徐々にではあるが深く確実に侵食してきていたのだ。

実際、恵利子が痴漢行為を受けるのは初めてでは無かった。
その大人しそうな容姿と華奢な身体つきが、変質者の欲望を引きつけるのか?
バスや電車内で、中学生の時より幾度となく経験していたのである。

しかし何れも毅然とした態度で拒み応戦している。
その大人しそうな容姿に似合わず、芯が強くされるまま泣き寝入りする少女では無かった。

(もしかしたらこの様子も今まで同様、盗撮されているのかもしれない?)
そんな疑念が恵理子の脳裏を過るが、事ここに及んでは身動きが取れなかった。

盗撮と脅迫を交互に繰り返され、外堀は埋められ主導権は完全に握らている。
疑念と葛藤、そして後戻り出来なくなりつつある現状に後悔する恵利子。


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