〈ホールドアップ!!〉-15
『……なあ、ちょっとくらい俺達が楽しんでも?』
『だな……舐めるくらいならバレねえだろうし』
「なッ!?何するのよ?やめ…やめなさいよぉッ!!!」
『煩えッ!!どうせお前も景子もヤラれるんだからよぉ』
春奈は甲板まで運ばれた後、ギラギラと照らしつけるライトの下で辱しめを受けた……手も足も伸ばしきったまま押さえ付けられ、丁寧にスーツのボタンを外されてブラジャーを曝され、スカートも捲られてパンティーまでも視姦された……。
「へ、変な真似しないでよッ!!け…獣おぉッ!!!」
白地に水色のストライプの下着はズラされ、中々な膨らみの胸肉と、綺麗な桃色の乳輪と乳首がライトに照らされた。
そして、顔の割には毛深い陰毛が潮風にフワフワと揺れ、モッコリと膨らんだ秘肉も部下達の瞳に映し出された。
「や、やめなさいッ!!やめなさ……やあぁぁぁッ!!!」
部下達は悲鳴をあげる春奈に群がると、思い思いの部位に舌を這わせた……もはや春奈は餌でしか無かった……。
『臭え……臭くて美味えよぉ……』
「やめッ!!やめて!!やめてえぇッ!!!」
『へへぇ……もう乳首をおっ勃ててやがるぜぇ』
多くの被害者と同じく、春奈は純潔を鬼畜達に汚された……胸肉を荒々しく揉みしだかれ、乳首は哀しくも肥大した……そして清純の聖地である性器までも、汚ならしい舌に舐められ、涎で塗れる……。
『……そろそろ行かねえとヤバいか?』
『クソぉ……こんなんじゃ物足りねえや』
一時の狂乱は突如として終わり、証拠隠滅の為に胸肉や秘肉の涎は拭き取られ……そしてブラジャーやパンティーやスーツの乱れを直されて、春奈は再び運ばれて行った。
「離してえッ!!わ、私まで消えたら皆で捜しに来る………」
ブリッジのドアは閉められ、港は静寂を取り戻す。
夜空は星の瞬きが美しく、海は優しいうねりの中、魚の作り出す波紋をあちこちに浮かべた。
銭森姉妹の最後の戦い……春奈には一時間にも、ましてや景子には数時間にも及んだかのように感じられた時間は、実際は十分程度のもの……。
真っ黒に横たわる貨物船。その甲板上を照らすライトは、差し詰め金色に輝く王冠と言ったところか?
不敗を誇る性鬼畜の集団の根城は、今夜も安泰なままだ……。
《終》