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紅館小話
【ファンタジー 官能小説】

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紅館小話〜湯〜-3

『せ……背中流しているだけ………?』
『あっ♪ シャナちゃん、クリスちゃん♪』
ゼロが私達を見つけて近寄ってきた。
『二人とも、心配になっちゃったんでしょ♪』
ニヤリと笑い、私達の手を取り引っ張って行き…
『えい♪』
『キャッ!』
ザッパ〜〜ン!
浴槽に投げ込まれた。
急なことで、目も見えずにもがいていると誰かが近付いてきたため、必死にしがみついた。
『………紅様………』
男の人のガッシリした胸板が感じられる。
いや、随分ガッシリしている気が………
『あ、あの………』
目を開けてみると、私はハイネルシスに抱きついていた。
しかも、乳房が潰れそうなくらい押し付けていたのだ。
『きゃ、きゃぁ!! ごめんなさい!』
慌てて離れ、胸を隠す。
ふと横を見ると、どうやらクリスも紅様に抱きついていたようで、叫びこそしなかったようだが、私と同じように胸を隠して顔を真っ赤にしていた。
『わ、私達、似てますね………』
『そ、そうですわね………』
とりあえずお互いのパートナーの隣に移動して、チラリと紅様の顔を見てみると、紅様は微笑んでいた。
『慌てん坊さん♪』
モミ………
『あっ………』
また私の胸に誰かの手が触れた。
『………シャナは、私だけの恋人だよ。』
紅様は他の人に聞こえないような小声で囁いた。
そして胸を触っている手が乳房は撫で始める。
『あん………』
『………どうかしましたか?』
ハイネルシスとクリスが不思議そうにこちらを見ていた。 幸い、湯が濁っているため二人には私の状態が解らないようだ。
『………クリスちゃん、ハイちゃん、あっち行こ♪』
だがゼロは気付いたようで、まだ不思議そうな二人の手を引いて女湯に引っ張って行く。
『ちょっと………私は男で………』
ハイネルシスも強引に連れていった………
『うわっ、ハイネルシスじゃん!』
『ご、ごめんなさい、ゼロさんが………』
『私は良いわよ別に。 見られても減るもんじゃないからね。』
『私も。
ところでゼロ、シャナさんと紅様は何してんの?』
『シてる。』
『は?』
『シてるの。』
『はっ?』


『………んっ、紅様………駄目……』
ゼロが気を利かせて二人きりになったため、紅様は大胆に私の乳房を揉み出した。
『駄目駄目言っても………気持よさそうな声を出しているのは誰かな? シャナ?』
ムニュムニュ………
『ふぅぅん………』
紅様の指は私の乳房を優しく掴み、自在に形を変えていく。 どうもお風呂に入って血行が良いためか? いつもより感じてしまう。
『温泉のせいか………シャナのおっぱい、一段とツルツルしててまるでゆで卵だね。
力を入れるたびにキュッキュッと可愛らしく抵抗してる………』
キスをされ、舌を絡めとられて吸われる。 段々と意識がぼ〜っとしてくるなか、紅様の指が熱くなった私の秘所を摩り、中へ指をいれた。
『やっ! お湯が………入っちゃいます………』
私が言うと紅様は残念そうな表情を浮かべた。 だがすぐに閃いたように笑い、ザバリと音を立てて、立ち上がった。
そして私に浴槽の淵に手をつくように言った。 言われたとおりにしてみると、それは紅様に向けてお尻を向けている体勢………
『あっ………やっ………』
羞恥から反射的に紅様の方に向きかえろうとした。
だが、先よみした紅様が私の腰をガッチリと抑えたため、それはならなかった。


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