女子大生 成宮恵理-19
ハーフパンツがスルスルと脚から抜けると、次は下着。
パンツの両端に指がかかって、薄い布がゆっくりと下ろされていく。
大事な部分を守っていた布が離れていき、陰部に空気が触れる。
全身素肌で空気を感じるこの感覚が、ついに一糸纏わぬ姿にされてしまったのだという気持ちを強くさせた。
悠一郎の目の前で披露される、恵理のヌード。
悠一郎からの視線を感じて、どうしようもない程恥ずかしい気持ちになる。
「……」
恵理は恥ずかしそうに顔を横に向けていたが、何やら悠一郎がごそごそと動いている気配は感じていた。
悠一郎も下に穿いているものを脱いで全裸になったようだ。
これで2人共、生まれたままの姿に。
「恵理、こっち向いて。」
「……ぇ……ンッ……」
初心な反応を見せる恵理の顎を持って自分の方を向かせる悠一郎。
そして今日何度目かのキス。
キスをされると、恵理はすぐにそれに夢中になってしまうが、悠一郎の手は同時に恵理の陰部にも向かう。
「……ん……ン……」
恵理はそれを感じ取って、イヤイヤと身体をクネらせるがその手はすぐに目的地に到達してしまった。
悠一郎の指は始め、恵理の性器、その一番外側である大陰唇だけを触ってきた。
「ん……」
ムニムニと指を押さえつけたり、割れ目を開いたり閉じたり。肉厚でぷっくりしたその部分をマッサージするように。
この行為で恵理が感じる快感自体は少ないが、悠一郎に陰部を弄られているという意識が高まる事で興奮は増した。
そして時間を掛けてそこが充分に解されると、悠一郎はやっと女性の特に敏感な部分である陰核に指を伸ばし刺激をしてきた。
「ンアッ!」
その瞬間、電流でも流れたかのように身体をビクつかせる恵理。
「ごめん、痛かった?」
顔を離してそう聞いてきた悠一郎に、恵理は小さく首を横に振る。
ここは感じやすい部分でもあるが、刺激が強過ぎればそれは痛みに変わってしまう。
だから悠一郎は優しく責める。
指の腹でトントントンと、軽く叩くするように。
しかしそんな小さな刺激でもその度に恵理の腰はビクビクと反応してしまう。
「ァ……ぁ…ぁ……ん……ンッンッ……」
快感が小波のように襲ってきて、全身に甘く広がる。
恥ずかしいけれど、腰は自分の意思とは別に勝手にビクビク動いてしまうし、手で口を押さえていても声はどうしても漏れてしまう。
我慢できない。初めての感覚だった。
こっそり自分の指で慰めている時は決してこんな風には感じないのに。
「やっぱり恵理って敏感なんだな。」
「あっあっあっ……ンッ…イヤ……あッン……」
「なぁ、ちょっと固くなってきたよこれ。」
「ぁ……ンー……はァ……」
徐々に勃起してきた恵理のクリトリス。
悠一郎も恵理が快感に慣れてきたことが分かると、指を陰核に擦り付けるような動きに変える。
すると快感の幅が広がり、よりハッキリしたものになる。
「あっ!ン……ァァ……ンァ……ダメ……ハァ……」
痛みはないが、快感が強すぎて思わず脚を閉じる仕草をしてしまう恵理。
「ん?駄目?じゃあこっちは?」
悠一郎はそう言ってクリトリスへの刺激を止め、手の位置を下げて中指を1本、膣口に当てた。
そして恵理の濡れたアソコに、ゆっくりとその指を沈めていく。
クチュゥ……
「ぁ……あー……」
すでにしっかりと濡れていた恵理のヴァギナは、1本の指を何の抵抗も無くスムーズに受け入れた。
第一関節、第二関節まで入り、さらに指の根元の深さまであっさり入ってしまう。
悠一郎の指が身体の中に入ってくる感覚に、膣がキュッと締まる。
そして指に絡み付いてくるその膣壁を解すように中を掻き回し始める悠一郎。
クチュ……クチュ……クチュ……クチャ……
するとあまりに粘り気の強い音が部屋に響き始めた。
指を挿入された事で大量に溢れ出した恵理の愛液。
それは量が多いだけでなく、非常に濃度の濃いネバネバとした愛液で、色も透明というより少し白濁していた。
「すげぇ……やばいってこれ、恵理濡れ過ぎじゃね?セックスする時いつもこんなに濡れるの?」
「ンぁ……ヤダ……恥ずかしい……」
「2本入るかな……うわ、キツイ……けど、入っちゃうよこれ。」
潤滑油たっぷりの恵理のヴァギナは、2本の指をキツク締め付けながらもニュルッと滑るようにして呑み込んだ。
そして今度は2本の指で膣を掻き回し始める悠一郎。
グッチュ……グッチャ……グッチュ……グッチャ……
「ァ……ン……ハァァ……あッ……ハァ……」
指を抜き出しするたびに中から溢れ出す愛液が、悠一郎の手の平まで濡らしていく。
「恵理、気持ち良い?」
「ン……ァ……ハァ……」
「なぁ、答えろよ。気持ち良いの?」
「ハァ……ハァ……うん……ァ……ン……」
粘つきのある濃い愛液は独特の匂いを発する。
女の匂い。
恵理の濃厚な匂いがベッドの上に漂っていた。