Thanks to..出逢い-2
すると春彦が
「ぁあ…ねぇ、麗花ちゃん達毎日ココ来てるの??」
「はい。だいたい来てますよー」
麗花が笑顔で答える。
「じゃぁまた明日だな。」
と洋弥が言う。
「じゃ苺ちゃん、麗花ちゃん、真帆ちゃんまた明日ねん。ばいば☆」
『さよならぁ。』
と私達ゎ春彦達を見送った。
そして完全に春彦達が見えなくなった後
『うちらも帰るかぁ。』
「なんなんだったんだろぉーねー??高1の先輩が私達にぃ…何かあるのかなぁ??」
「ただの暇つぶしぢゃん??要するに相当女好き。」
『でも苺、陵夢さんのことかっこいいってこの間言ってなかった??』
「そぉだっけ??」
「ぁあー!!私もそれ聞いたぁー!!サッカー部見てた時言ってたもーん」
「そんな昔のこともぅとっくに忘れたよ…」
と苺は先輩になんて興味なしって感じ。
「でもでも良い出逢いになるかもよー??うちら今まで先輩とかに全然縁なかったしぃ…これを機に先輩と青春の1ページとかぁ!!」
と麗花は目をキラキラさせている。
『どうだろね。私は和佐で十分だけど。』
と私は大して大きな期待していなかった。
「げっ。ほんとに居るよ。」
次の日の昼休みもいつものように体育館裏に行くと既に例の3人組が居た。
『だね。』
「どぅするぅー??行くー??」
なんて話していると洋弥さんが私達に気づき
「来たよ。」
と他の二人に伝える。
すると春日部先輩が
「そんなとこ立ってないでこっちおいでよ。」
と愛想良く話しかけてくる。
私達は少し悩んだ末、3人に近づいた。
「ほんとに毎日来てるんだぁ。ここでいつもなぁーにしてるの??」
という陵夢さんの質問に
「普通に…話とかしてます。」
苺が冷たく答える。
でも陵夢さんはそんなの気にしないって感じだ。
「まっ…どぅでもいーけど…」
そして私達は洋弥さんの提案で苺*陵夢さんペア麗花*洋弥さんペア真帆*春日部先輩ペアに別れて昼休みを過ごすことにした。