様子を見よう・・・-1
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自分から入れてきたのに、こうもあっさり形勢が逆転するなんてあり得ない。
それに私も、さっきイったばかりで消耗してる。
身体を休めながら、もう少し相手の出方を見よう――
「あっ、だめっ!いくいくいくっ♪イっちゃう〜〜っ!」
え、と思ったのもつかの間、私の中で温かい感触がはじける。
「あっ!あっ・・・あぅ〜〜・・・・♪」
気持ちよさそうに身をふるわせるスライム娘。
(ウソ、もうイっちゃったの・・・・?)
――中出し、妊娠、出産。おぞましい想像が駆けめぐって、私は顔を引きつらせる。
「・・・ニンゲンのオンナの人って、中に出したらみんなそんな顔するよね〜」
そんな私を見て、スライム娘が呆れ顔をする。そんなのは見飽きてる、と言わんばかりに。
「だいじょーぶだよ、別にせーし出したわけじゃないし。てゆーか、スライムはブンレツしてふえるし。」
ごぽっ、と結合部から青い液体が漏れる。スライムを形作っている体液、それを中に出されただけ・・・そう信じるしかない。
「それよりおねえさんは、別のことしんぱいしたほうがいいと思うなぁ・・・♪」
そう言って、不敵に笑うスライム娘。
イったばかりのはずなのに、疲れた様子はまったくない・・・・。
だんだんと、なぜか下腹部の圧迫感が大きくなっていく。
さっきまでとは比べ物にならないくらい、太くて立派なモノを入れられているような――
「ん・・・だいぶ固まってきたね♪」
スライム娘が、何かを確かめるように腰を揺する。私は、アソコから伝わる感触にドキッとする。
(え・・・さっきまでより、すごく大きくなってる・・・・?)
「あはっ、やっと気づいた?」
私の反応に満足して、スライム娘が嬉しそうに続ける。
「中に出したのは、おねえさん好みのちんちんを作るためだったんだよ・・・?」
スライム娘がまた腰を揺する。少し動かれただけなのに、頭にまで快感が響いてくる・・・・。
「とろとろのゼリーが、ひだひだのすき間にぜ〜んぶ入りこんで固まっちゃったから〜・・・コレ動かしたら、スゴいことになっちゃうよ・・・♪」
そう言って、スライム娘がゆっくり巨根を引き抜いていく。
「ぁんっ・・・さっきよりいっぱいこすれて、気持ちい〜・・・・♪」
(ぁ、ぁ、ぁ、ぁ・・・ッ、こすれ、すぎぃぃっ・・・・!これっ、ダメッ…コレッ、すごいぃぃ!)
今までこすられたこともない、肉ひだのすき間の奥の奥まで丹念にこすりあげられる。
今まで味わったことのない刺激に、私は腰を突き上げガクガクふるわせながら、快感の嵐が過ぎるのを待つしかない・・・・。
「んっ、ふ〜・・・入り口にとーちゃく〜。じゃ、また入れていきま〜す♪」
まだ0.5往復。
(こんなのすぐイかされ、え)
「えいっ」
どぢゅんっ――巨根が、一気に‘私’の奥まで押し込まれる。
(ぁっ・・・・・んんん〜〜〜〜ッッ!!!)
一拍遅れて、凄まじい快感が脳へと突き抜ける。
快感は真っ白な爆発になって、私の我慢も理性も簡単に吹き飛ばした。
「あっ♪んんっ、すごいしめつけぇ・・・もしかして、ひと突きでイっちゃったの〜?」
スライム娘の嘲りも耳には届かず、私ははしたなく腰をふるわせて、酸欠の金魚みたいに口をパクパクさせて絶頂する。
突き上げた腰の上で、ペニスを切なそうにひくつかせながら・・・・。