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淫らな日常〜素人体験告白談〜
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決心-7

 さっそく次の日から私はバイトを終えると泡姫に通いました。途中、ノリさんが話しかけてきました。
 「泡姫に決めたんだって!?何だよ〜!悔しいぜ!!」
 「ごめんね?ノリさん。風俗は嫌とか言っておきながら。」
 「ま、しょうがないよな。でもぶっちゃけうちでは勿体ないって思ってたよ。いい選択だよ。泡姫。」
 「ありがとう。」
 「いつから店に出るの?」
 「1ヶ月後かなー?」
 「そうか。ねー、俺行ったら相手してくれる??」
 「アハハ!するよ。だってお客様だもん。たくさん指名してね?」
 「マジ!?するする!給料全部注ぎ込んでやるさ!」
 「馬鹿じゃん♪」
そんな会話を色んな勧誘マンとたくさんしながら泡姫に着きました。店の前には俊さんがいました。
 「今日から勉強だね!楽しみ?不安?」
 「またそーゆー意地悪言うんだから〜。」
 「ハハハ。まー不安はしょうがないさ。でもその不安に勝てる人間だと花梨ちゃんも言ってたよ。花梨ちゃんだって初めは不安げだったんだ。まぁ頑張れよとしか言えないけど俺達を頼っていいんだぞ?」
 「うん。ありがと。」
そう言って私は関係者入り口から入りました。泡姫ではソープ嬢の待機部屋は個室なんです。他の人と顔を合わせる事は殆どないとの事です。私は店長に待機部屋に案内されました。
 「私物持ち込んで自由にしていいよ。静香ちゃん専用部屋だからね。」
 「はい。ありがとうございます。」
つーか、私物ないし…。でも専用部屋なんて驚きです。しかもトイレまである。他人に干渉されないし、1人でいられるのが嬉しい。泣きたい時は泣けるから…とか思ってしまいました。
 そして店長がカタログを見せて来ました。
 「接客に使う服はどれがいい?」
そこには可愛かったりカッコいいドレスやスーツがズラリ。どれもいい。
 「何着選ぶんですか?」
 「1着だよ。それだけはこちらで用意するんだ。後は稼いで自分の好きなものを買うんだよ。」
 「そっかぁ。全部欲しいな…。」
 「静香ちゃんならすぐ欲しいものは全部買えるようになるさ。」
 「ならいいですけどねー。」
ちょっと上の空でそう答えながら服を見定めました。
 「静香ちゃんはセレブなドレスの方がいいんじゃないのかな。」
 「可愛いギャバドレスもいいんだけどなぁ…。でも少しでも大人っぽく見られたいから店長の言う通りにしたほうが…」
あるドレスが目に止まりました。それは黒のI・ラインセレブドレスです。体のラインがくっきり出てスカート部分はスリットがありドッドレースが使われておりチラッと見える足がレース越しに見えて凄くセクシーなドレスでした。胸元もバッチリ強調されていて凄くいい。
 「これにします。」
 「うん。似合うよ、きっと。上品で高貴に見えるよ。いいんじゃない?じゃれね。」
 「はい。」
早く着たくて仕方ありませんでした。
 「あと源氏名なんだが…、あ、店での名前ね?」
 「あ、はい…。」
 「美姫に決まったよ。美しい姫で美姫だ。これはこっちで決める事になってるんだ。どうだろう。」
 「あ、素敵だと思います。」
そう答えました。今日から私は泡姫の美姫なんだ、そう強く思いました。


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