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淫らな日常〜素人体験告白談〜
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決心-6

 今のバイト先の絡みもあるので入店は1ヵ月後からになりました。その間にソープランドのお仕事内容を教えてくれるとの事です。
 「うちは入ってたからと言ってすぐにお客をつける事はしないよ。いきなり出来るわけないし、お金を払ってもらうお客様に失礼だからね。野球だってサッカーだって同じだろ?試合に出れるレベルにならないとベンチにも入れないだろ?働かせるというのはそのレベルになってからだよ。この1ヶ月でちゃんと指導するから安心しなよ。うちはそういう教育をするからトップの座についているんだよ。」
そう店長さんに言われました。
 「あの…実際のサービスはどういう風に練習するんですか?」
すると花梨さんが言いました。
 「店長か俊さん相手に練習するのよ?実際の部屋を使って裸になって指導するの。」
私には花梨さんが私を試しているような口調に聞こえました。私は決心の強さを見せました。
 「分かりました。宜しくお願いします。
そう言うと花梨さんがニコッと笑いました。
 「私も手伝うよ。静香、気に入ったよ♪」
そんな花梨さんを驚いたような顔で俊さんが言いました。いきなり呼び捨てにされ私もびっくりしました。
 「マジ?どうしたんだよ!?花梨ちゃんが他の子の事を気に入るなんて初めてだろ??」
 「気に入ったの。てっきり店長や俊ちゃん相手に裸で練習すると聞いて戸惑うかと思ってたんだけど、そうじゃなかったから。さっき私が言った割り切りを理解した証拠じゃん。潔いいね!私、静香みたいの好き!」
 「へ〜、花梨ちゃんが人を受け入れるとはねぇ…。」
すると花梨さんが真面目な顔で言いました。
 「ここでは社長、店長、俊さん、男性従業員、多くの人が助けてくれる。私も含めてね?でもね、最後に自分を守るのはやっぱり自分なんだよね。強くなきゃ勤まらないよ?他のソープ嬢から妬まれて嫌な思いするよ?嫌がらせされるよ?」
 「花梨さんはその嫌がらせに耐えてるんですよね?」
 「うん。相手にしないから。」
 「じゃあ私も相手にしません。」
きっぱりと言いました。
 「超最高じゃん、静香♪私さ〜、二番でもいいや。静香と私で一番二番ならそれでいいわ♪ねぇ、今日の決心、絶対忘れちゃダメだよ?」
 「はい。」
花梨さんが人を認めるのは初めてだと言う事でした。なんか嬉しかった。私は日本一のソープ嬢の背中を見て日本一のソープ嬢を目指すことを心に誓いました。


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