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秋風が彼氏の部屋に吹く頃に
【獣姦 官能小説】

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秋風が彼氏の部屋に吹く頃に-1

秋も終わりに差し掛かり、肌に当たる風に痛みを感じ始めた頃の出来事。



私は付き合って半年ほどになる彼氏の光太郎くんの実家にやってきました。

「お、美香!こっち、こっち!」

玄関先から顔を出した光太郎くんは私を手招きして、私は誘われるまま、光太郎くんの家の裏庭までやってきました。

裏庭には二匹の犬がいて、楽しそうに追いかけっこをしていました。一匹は光太郎くんちの犬でタロウ、もう一匹はわたしんちの飼い犬、チャコでした。

「わるいな、美香。こういうのはさ、うちの親がやるべきなんだけど、都合がつかなくてさ…。ほんとすまないけど全部終わるまでここにいてよ。」
「うん、わかった…。」

私は渋々感満載の返事をしました。光太郎くんもそんな私のご機嫌斜めぶりに一瞬困った顔をしましたが、すぐに用意されていたテーブルの方を指さして、座ろうよ?と手で合図をしました。

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『タロウの子犬が欲しいので、うちのチャコと交尾してくれないか?』

そんな頼み事をうちのお父さんが光太郎くんのお父さんにしたそうです。

タロウは優秀な闘犬としてこの島では名の知れた存在でした。うちのお父さんは闘犬好きだったので、最初、タロウを譲ってくれないか?と光太郎くんのお父さんに頼んでいたそうです。でも、光太郎くんのお父さんはどうやら譲る気はなかったみたいで、頑なにその頼み事を断っていました。

だったらタロウの子供でもいいからと、うちのお父さんが光太郎くんのお父さんに頼んだそうです。光太郎くんのお父さんは、それだったらまあ、いいかということで、チャコと交配することになりました。


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