実況タイム-4
「さて、二人は今、身につけていたものを全て脱ぎ去り、ベッドの上で抱き合っています。真雪さんの表情が実にいいです。まさに癒されているという感じのうっとりとしたいい表情です」
「真雪が言うとったけど、龍の腕には魔力を感じるんやて」
「魔力?」
「龍の腕の使い方は絶品や、言うて。身体の一番安心できる場所を一番安心できる力で抱きしめてくれるんやそうな」
「そうなんすね。だからキスも、モミモミもせずにああやってずっと抱き合っていられるんすね。かなり長い時間二人は抱き合って揺れ動いています。真雪さんの身体はいつしか赤く上気しているように見えます。あ! いきなり真雪さんが龍くんを仰向けにして押さえつけました。見つめ合っています。二人とも柔らかく微笑んでいます。そして……、おお! でました! 真雪さんの妖艶なフェラ○オっ! くわえ込み、喉の奥まで吸い込み、舌で舐め上げ、先端に舌先を這わせ……。龍くん、喘いでいます! 激しく喘いでいます! やべえ! 俺も興奮してきた……」
「こらっ! はよ実況せんかい! ええとこなんやから」
「す、すんません。りゅ、龍くんはもう限界だという顔をしています! おっと龍くん、とっさに真雪さんの頭を両手で押さえました。そして無理矢理引き離しました。龍くんの持ち物は真雪さんの唾液でぬるぬるになり、びくびくと脈打っています。せ、先端からも少し液が漏れているようです。龍くん、大きく肩で息をしている。いやあ、危なかったんでしょうねえ」
「龍は口に出すのん、めっちゃ嫌がっとるからな。何か言ってるで、真雪に」
「真っ赤になって抗議しているようです。フェラ○オは、真雪さんはそれほど嫌いではないと聞いていますが、龍くんはどうしても抵抗があるそうです」
「っちゅうか、真雪の口の中に出すのんが嫌なんやろ?」
「ケニーさんは平気ですか?」
「それほど抵抗はないなあ。おまえはどうやねん、修平」
「俺も夏輝が欲しがった時は遠慮なく」
「噂によるとな、龍も、その父親のケンジも、出す量がハンパのうて、口から溢れ出すのんが気が引けてる、っちゅう話やで」
「そんなに出すんすか? 二人とも」
「ま、今夜のクライマックス後に確かめられるがな」
「そうっすね。今夜はゴム着用っすからね」