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初めてのレオタード
【学園物 官能小説】

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無知、故の同伴-2



しばらくして、車は地下駐車場に入る
どうやら着いたようだ。
車を降り、階段を上がって扉をくぐると、なかなか広い空間
ソファが数脚に、奥にはカウンター。小さなホテルのロビーみたいだ
受付を済ませ、鍵を手に隆は真由美のもとへ戻ってきた。
「お待たせ。それじゃ行こうか」
彼女は促されるがままにエレベーターへ向かった。

「ここが"勉強スポット"なのですか?」
指定された部屋へ移動する最中、真由美が口を開く
「そうだよー。快適性は抜群さ」
そうこうするうちに部屋の前につき、鍵を開けた。
短い廊下を抜けると、清潔感溢れる広めの部屋があり
テレビ、テーブル、ツインベッド、アメニティと揃っている。
勿論、トイレに洗面所、風呂も完備だ。
「ベッドとかお風呂もあるんですね〜」
「うんうん。気分転換にシャワーを浴びるとか
 眠たくなったら寝ることだってできちゃうんだよ」
そう返事をしながら隆は
(リスクを覚悟で連れてきてはみたけど、今時ラブホを知らない子いるんだな…)
と、驚いた様子である。
そう、真由美が"勉強スポット"と称され連れられたのは
俗にいうラブホ、ラブホテルである。
言わずもがな彼女はこんな所に来たことはない、ましてや存在自体を知らない。
最も気づかれたとしても、駐車場の時点で
「あ、変な所はいってきちゃった。この辺は不慣れなんだよねー」
と言って誤魔化せば済む話だったが。
とは言っても、主たる目的は勉強なので
床にテーブルを置き、胡坐と正座で勉強をする
という異様すぎる光景が広がった。




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