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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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陽子の過去-3

「ああアレはね、ああ言えば、初めて痴漢された子のハードルが下がって、参加しやすくなるでしょ。優子ちゃんもあたしと寛子さんの事を聞いて参加に踏ん切りがついたはずよ」

「そう言われれば、前例が居たから安心したような、そうでないような…。ううん、騙された〜〜〜」

「まあ、実際は騙されて喜んでるんでしょ。エロ優子としては」

陽子が服の上から優子の乳首を指で弾いた。

「やん、でもそうかも」

身をくねらせて優子は同意した。

「でしょ」

優子が素直に認めたので陽子は微笑んだ。

「で、話を戻すわね。実験台になったって言っても、初めは本当に痴漢させるつもりじゃなかったのよね。でもね、リアル感を出すために、『服の上だったらいいですよ』って、隣に居たプレイヤーの手を取って胸を触らせたのよ。それでやめる筈だったのよ本当は…」

「本当は?」

「それが切欠で、みんながあたしを触りだしたのよ。それであたしも火が付いちゃってね。その場で乱交よ♪」

「わ、わかるような気がする」

優子は呆れかえった。そんな優子に陽子は言い訳をした。

「だってプレイヤー達にも、癒しが必要だと思ったのよ。それでね、『本来の目的以外にも楽しもうよ』ってことになったのよ。でも、あたし1人じゃあんな人数を相手に無理でしょ。それで以前から痴漢されたい人のサイトで知り合った寛子さんと、エロ教師の由香里ちゃんに声を掛けたの。後は優子ちゃんと同じ様にスカウトね」

「【痴漢されたい人のサイト】!そんなの有るんだ。どうやってそのサイトを知ったの?」

「そうね。それを話すにはあたしの体験から話さないといけないかな」

「陽子さんの体験?」

「そうよ。前に優子ちゃんが痴女になった時に、やめてっていった事あったでしょ」

「うん…」

優子はその時の事を思い出して申し訳なさそうに俯いた。

「あの優子ちゃんてね。昔のあたしなんだ」

「えっ?」

「あたしね、高校2年生の時にやり切れない事が有って、優子ちゃんと同じ事をしたの」

「同じ事って、まさか…」

優子の驚いた顔に構うこと無く陽子は淡々と話を続けた。


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