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残骸
【レイプ 官能小説】

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訪問者-1

とても暑い日だった…俺はチンピラを2人弾いて組と警察から追われていた。

『クソッ暑い…どいつもこいつもぶっ殺してやる』誰に言うでもなく呟いた。


逃げる途中で盗んだ車を山中に隠し、当てもなくフラフラと山道をさまよった。
小一時間ほど歩いただろうか別荘地のような所に出た、俺は出来るだけ高い場所に移動して別荘地を見渡した。


ここから見えるのは3軒の白い別荘と思われる建物。

とにかく水を飲みたくて一番近い家に向かった。垣根から庭を覗くと人影はない…庭に侵入して窓から家の中を伺うと人の気配はない。


俺は庭に落ちていた木の枝で静かに慎重に窓を叩いた…やはり反応はない。

屋敷を一周して一番目立たない浴室の窓を破り中に入った。

全く人の気配はなく、俺は体中の力が抜けていくのがわかった。


キッチンへ移動すると恐らく最近まで避暑に来ていたんだろう…この家の住人が残していったゴミが少し散乱していた。

俺は冷蔵庫を見つけると一目散に飛び付いてドアを開けた…ヒンヤリと心地いい冷気が俺の顔を撫で通り過ぎる…俺は缶ビールを取り出し一気に飲み干した。


冷蔵庫からハムとビールを2、3本をぶら下げてリビングに移動し貪るようにハムとビールを流し込んだ。


やがて蒸し暑い部屋の中にもかかわらず睡魔が襲ってきた…当然だ丸二日逃げ回っていたんだから。
俺はリビングのソファーに横たわり深く暗い眠りについた。


何時間眠ったのか家の中は真っ暗で何も見えない状態で俺は目を覚ました。


ライターを灯し窓の方にフラフラと歩き分厚いカーテンを少し開けると隣の家の庭で花火をしているのがボンヤリ見えた…少し距離があるし顔などは判断できないが…確かに男が一人に女が三人それだけはわかった。


腹が満たされた野獣が次に欲するものが数十メートル先にある…俺は自分の分身を軽くシゴいた…固く尖った心と醜く反り返った一物の意識が一致した瞬間…狂気のショーが始まる瞬間だ。

俺は笑いながらカーテンを閉め獲物に狙いをさだめるハイエナのように静かに家を出た。





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