初めての痴漢-9
夏服になった初日、痴漢オジサンはすぐに欲望を丸出ししてきました。いつもならすぐにスカートから手を忍ばせお尻を触ってくるのですが、その日、私のお尻は違う感触が伝わりました。
(えっ…?)
それはゴツゴツした何か堅いものでした。でもすぐにそれが興奮したオチンチンだという事に気付きました。心臓がドキドキしてしまいました。その元気になったオチンチンを私のお尻にグイグイ押し当ててくるのです。
「ぁぁ…」
気持ち良さそうな声が聞こえました。してスカートを捲り太股を撫でて来ました。
「たまらないよ…」
何だか恥ずかしくなり俯きます。興奮してこんなに堅くなるなんて。初めてのオチンチンの感触にドキドキでした。その日は私のお尻にオチンチンを押し付けただけで終わりました。
そして次の日になると行為は一気にエスカレートしました。何と私の手にオチンチンを握らせて来たのです。熱い肉の棒を握り、私は体が固まりました。生々しい感触です。ドクン、ドクンと、脈打つ感触が本当に生々しかった。そんな私の手首をつかみ、痴漢はオチンチンをしごかせました。
「ハァハァ…ハァハァ…」
荒い鼻息が首筋にかかります。その鼻息がさらに荒くなり、電車を降りる間際に痴漢の声が聞こえました。
「うっ…!」
そしてオチンチンが大きく脈打ちしました。
「えっ?」
確認する間もなく扉が開き電車の外へ流し出されました。ふと手を見ると、少量の白濁した液体が付着していました。
(し、射精…!?)
その時、痴漢が私の手でしごかれ射精した事に気づきました。殆どの精子は乗客の誰かの服にかかったんでしょう。垂れ汁が私の手に付着していました。精子…、いきなりそんなものを見せられても心の準備が出来ていません。私は慌ててトイレに駆け込み、シャボネットを使い何度も手を洗いました。獣になった痴漢が少し怖くなりました。明日はもっとエスカレートしそうだと思いました。そして痴漢は満員電車でオチンチンを出してしまうぐらい理性を忘れかけているんだと考えると、もうお触りだけでは終わらない事は確実です。でもまた痴漢の前に無抵抗で立っている自分がいるのです。