調教合宿-10
「あっ! 痛い、あああっ、いいっ! いっ、いた、いいっ!」
だんだん二つが混ざりあい、脳が痛みを悦楽の一つと認識しだしていった。
「ああっ! いいっ! ゆるしてっ! いっ! すごいっ! 痛い、い、いいっ!」
尻を叩かれるたびに頭が跳ね上がり、身体が前後に揺さぶられ、折檻を恍惚へと変化させていく。腕を突っ張り、硬くシーツを握り締めた牝犬がうつろな目に変わった。
ビシッ、ビシッ!
尻を叩く音と滝山の張りつめた下腹が叩き付ける音と雅恵の狂おしく悶える声が混ざりあり被虐の炎が燃えあがる。
スパンキングで四肢を震わせて崩れてゆく雅恵に滝山も欲情のたぎりを迸らせた。
午後の調教の前に滝山は雅恵と恵美にお互いに股間の陰毛を綺麗に剃らせた。
恵美は元々水着の撮影があったので整えてあったが、雅恵は一気にパイパンにされ、あまりに露骨に丸裸になった股間を手で隠していた。そんな牝犬たちを滝山は一人一人仔細に点検した。
リビングに連れてこられ、間をあけた椅子を二つ並べて、その上にしゃがませて下から滝山が観察するのだった。
「恵美、ここでしゃがんでみせるんだ」
「そこに股を広げて座るのですか……。あの……すごく恥ずかしい……」
「言うことが聞けないのか?」
「い、いえ、ご主人様。や、やります」
片足を乗せただけで秘部が露わになり、片手で思わず覆ってしまう。そのまま隠したまま、もう片方の足を乗せてしゃがむと、えげつない程の大間開きが披露された。
「手が邪魔だ。後ろで手を組め」
「あああ……。こんなに広げるなんて……」
滝山が下に潜り込み覗きこんでいる気配がする。
「綺麗なオマンコだ。色がまだ薄いが俺が使い込んで熟れさせてやる。うれしいか?」
「は、はい、ご主人様。きっと期待に応えられるようがんばります」
「よろしい。では、自分でバギナを広げて見せろ」
「ひ、広げるのですか。うう……わかりました……。こ、こう、い、いや見ないで」
恵美は羞恥に震えながらも、滝山に応えるべく自ら手でバギナを開いて見せた。
「おおおっ! すばらしピンク色だ。どれ味見してやるぞ」
下から長く伸ばした舌先で広げられたバギナをなぞられると、強制される恥辱で被虐感があおられて欲情に身体が揺らいでしまう。
「ああああああっ! そんなに……されるとっ! 落ちてしまいます!」
クリトリスを舌で突いてやると、さらに激しい悲鳴をあげて逃げるように身を揉んでもだえ苦しむ。
「落ちるなよ、そのままでいろ」
「もうダメです! 座ってられない!」
「もうきざしてきたのか、すけべなグラビアアイドルめ」
「あっ、ああっ、もう、もう限界です!」
「ふふふふっ。ゆるしてやろう」
恵美が落下寸前のところで解放してやる。恵美は順応がはやく滝山の欲望に比較的すなおに応えていた。恥じらいながらも言われた通りに滝山の課題をこなしていく。
「次、雅恵。ここで同じようにしろ」
雅恵はいやらし恰好にされ下から覗かれるだけでなく股間を賞味される痴態に、なかなか椅子の上に足を乗せることができないでいた。
「何をぐずぐずしているんだ! 早く乗らんか!」
滝山に叱責されてようやく椅子にのり、のろのろとしゃがみ込んだ。だが、どうしても股間を隠している掌をどかすことができないでいた。
「往生際のわるい牝犬め! 手をどけないとその体制で浣腸をしてやるぞ!」
「ひいいいいいっ! それだけは! それだけはご勘弁を!」
滝山は雅恵のもっとも嫌がる言葉を脅し文句につかった。慌てて手をどけた雅恵の股間を覗きこみ、毛のないバギナを撫で始めた。
「あああ……、い、いやらしい……なんでこんな……」
剃毛によって今まで触れられたことのなかった隠された肌を撫でられると恥ずかしさと不思議な感触が入り混じって鳥肌がたつような快感をうみだした。
「広げろ。ご主人様に全てを見せるんだ」
目をかたく瞑ったまま口をむすんで、バギナを両手で開いてみせた。
「あまり使い込まれていないせいか、年齢のわりに若い色をしているな」
「くっ! ううううっ!」
自分の秘部の状態を口にだして言われる恥ずかしさに堪えて無言のまま顔を横に向けていた。