Purple memory-14
―――グチュウッ・・・
喋りながらジェクトの左手の2本の指が黒い繁みの中心を掻き分け、
生暖かい感触と共に薔薇の中に沈み込んでいった。
『先輩はまだ合宿所にお帰りになってないですけど、今はどちらですか?』
「ああ連絡してなかったな・・・・・今夜は街の安い民宿に泊まってる。ちょっと飲みすぎたんでな、明日は昼前に帰るよ」
――――グチュグチュグチュ・・・・・
ジェクトの激しい指の抜き差しに、ルールーは思わず口を離して小さなあえぎを漏らしつつ身体を大きく揺さぶる。
ジェクトの左手は既に噴き出した蜜のお陰でぐっちょりと濡れていた。
ここでジェクトは顔を上げたルールーに目で合図し、無言のままベットの上で互いの位置を変えた。
無論右手の携帯電話を手放すことなく。
『・・・そう言えば、先輩。ルールーはどうなったか分かりますか?俺と違って酒に強いから、結構遅くまで残っていたと思うんですけど・・・・』
――――ズ・・・ズ・・・・・ズニュッ・・・
ベットの上に仰向けで横たわるジェクトの下腹部に、ルールーがゆっくりと腰を沈めていった時、
ジェクトの耳にワッカからの問いかけの声が響いた。
「・・・ああ、ルールーは相当強かったな。結局最後まで残ったのは、俺とルールーだけだったから。
彼女は確かに強かった、人は見かけによらんな」
―――ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・・
―――ギシッ、ギシッ、ギシッ・・・・・
「んっ、んふっ・・・ん・・・・ハゥッ」
自らの肉棒がすっぽりとルールーの“薔薇”の中に沈み込むや、
ジェクトは腰だけ上下させゆっくりルールーを突き上げる。
その動きにベットのスプリングは音をたてて跳ね、
ジェクトの目の前で声を我慢するルールーの顔と黒髪、そして豊かな2つの乳房が上下に乱舞する。