午前壱時-6
「…悪い子だ」
ゾワッとするほど声を低くして言うと、勢いよく私の中に入ってきた。
「あんっ、あっ、あっ…」
リズムよく突かれるのは悪くない。
底知れぬ快楽におぼれてゆく、こんな感覚初めてだ。
「いいって言うまでイくなよ?」
運転手はクスッと鼻で笑う。
「あっ、あっ、はい」
ドキドキしてソワソワする。
その感覚が気持ちいと感じるのは…私がマゾだからだろう。
「イったら…そうだなぁ…」
ハァッ、マズい。イっちゃう。
「っく、わぁっ…ハァハア」
気持ちいよぉ。おまんこが、気持ちいい。
「感想言って?」
「とっても、気持ち、いです」
わっ、何言ってんだろう私。
気持ち良すぎて頭がまったくついていかない。
「体の、どの部分?」
「っ…おまんこが、気持ちいです」
「淫乱だねぇ。感心しないなぁ」
そう言うと再び運転手は突き始めた。
腰を使って激しく攻めてくるから、私はもはや意識すら失ってしまっても可笑しくない。
「あぁ、ん…ハァ、ああっ」
運転手の言葉攻めは、Mの私に合ってるようで、
ムラムラが収まらない。
あたまの中はずっとエッチな事。
イっても、イっても終わらない。
エンドレスの快楽に私は確実に堕ちて行った。
【完】