ロディオ-6
「落馬したら更なるお仕置きがまっている」
「あはあああぅ、こんな、こんなこと……」
滝山は暴れ馬の上で息も絶え絶えの雅恵の乳首を両手で摘まんだ。
「くあああああっ、何するんですか、あっ！ ひいいいっ！」
「もうコリコリしているな。こうして欲しかったんだろ」
「くっ！ ああああっ！ いっ！ 離して」
乳首からズキズキとした疼きが発生して、柔らく押しつけられて焦らされているバギナの刺激を喚起していく。たちまち開いていく肉花から蜜が溢れていく。
「だめ、そんなにしちゃ、あっ！ 感じちゃう……」
「もうすっかりヌレヌレだろ」
雅恵が揺さぶりあげられると指で摘ままれ固定された乳首に乳房が引っ張られ紡錘形に尖って変形する。愛撫というには程遠い、あまりにも卑猥な行為だが、それに欲情をかきたてられていることが恥ずかしくて雅恵は漏れ出る声を噛みしめた。
いびつに変形している乳房でマシンに腰を振りたてている。このひどく猥雑な姿から逃れるすべはないものかと雅恵は必死になった。
「あああ、ご主人様！ お赦し下さい、雅恵は従順になります！」
「ふふふっ、場当たり的なことを言いやがって」
「ち、ちがいます。雅恵は従順な牝犬です」
「だめだ、遅すぎる。お仕置きは俺が満足するまで続ける」
雅恵の身体に細かい震えが生じ始めた。
「どうしたら、あああっ！ いいっ！ だめっ！ どうしたら満足して、いっ、いただけるのでしょうか」
「乳首とオマンコ、どちらが感じているか言ってみろ」
「それは……それは、あああっ！ 感じちゃう！」
卑猥な局部の名称を口にすることなど雅恵には考えられないことだ。
「ここか？」
滝山が雅恵の胸に顔を近づけて乳房の下からネットリと乳首を舐め上げた。
「ああっ！ だめ、だめよ、そんなことしちゃ！ あああっ！」
すでに細かく震えていた雅恵に激震がはしり、ガクガクと身体を痙攣させて硬直させて落馬しかけて滝山に受け止められた。
「落馬したな。ほらもう一度トライだ」
「もうだめです。もう、いやあああああっ！」
「俺がよしというまで落馬はするな」
「ひいいいいいい、できない、そんなことできません」
「ほら、ほら感じているのか」
ウエストを押えてチュウチュウと乳首を吸い上げると雅恵が足を引きつけてバウンドした。
「ああああっ！ 虐めないで、くっ、イクうううううっ！ ぐっ！」
ドサリと音をたてて雅恵が厚いウレタンに敷かれたカーペットの上に落ちた。
「落馬したな。お仕置きは続行だ」
「あああ……、もう、おやめになって……」
「もう身体を支えきれなくなっているな。よし、今度は落馬出来ないようにしてやる」
落馬を赦さず身体を支えて再びネロネロと乳首をいたぶり始める。
「おおおおぅ！ 吸わないで！ もうだめ、もうだめえええ！」
「このコリコリ感がたまらんな。もう一つのところをは……」
滝山がクリトリスを探ろうとシートに指を差し込もうとすると、雅恵は身体を前かがみにして抵抗をしめす。
「また悪あがきか。懲りない牝犬め」
「あああっ！ やめて、やめて！」
「ほら、少しずつ指が食い込んでいくぞ」
「あっ！ だめ！ だめだったら！」
「おっ、見つけたぞ」
「だめ、だめ、だめ、だめえええええっ！ いいいいいっ！」
「おおおっ！ クリクリだ、ほれ、もう、ここまでグッショリだ。どれ」
縛められている後ろ手を掴んで後ろに重心をかけて、隙間の空間を覗きこむとシートと腿の密着部分までに体液の広がりが確認できる。
「グッショリ濡れている……」
「うううううっ……。こんなこと……されて……」
「跨っているところがヌレヌレだ」
「もう見ないで……。そんなところ見ないで……」
「乗馬マシンはそんなに感じるか。ふふふっ……いいことを思いついた。淫乱牝犬にもってこいの道具があるぞ」
雅恵を一旦乗馬マシンから降ろした滝山が道具をいれてあるボストンバックから据置型騎上位バイブを取り出した。騎上位が好きな女性の為に開発されたオナニー用で、ベッドや枕に置いて自ら腰をおとして挿入するバイブだった。
そのバイブを乗馬マシンに置くと、シートからギリギリと逞しいペニスが突きあがった。滑稽にも見える、その奇妙光景を見て雅恵は滝山の悪戯を悟り、後ろ手のまま逃げ出そうとした。
「どうした雅恵、淫乱牝犬を悦ばせる俺のお膳立てが気にくわないか」
「そんなイヤラシイものイヤです……、は、離してください！ いやあああっ！ 離してえええっ！」