餌食-8
無抵抗に陥った恵美の尻をあらためて広げてやる。もう神経をすり減らした恵美に抵抗の気力はわいてこなかった。
「ああああああっ……。なんてことを……」
「ダイナミックな身体に反して慎ましいアヌスだな。かわいいよ、恵美ちゃん」
「ああああ……。あ、アヌス……、何のこと、えっ! ぐっ! ひっ! 変態!」
尖った舌先が排泄器官を突きだした。
「ひっ! ひいいっ! 何しているんですか!」
「恵美ちゃんのアヌスを味わっているんだよ」
「そんな汚いとこ舐めないでくだ……! ひいいいっ!」
滝山の舌先が小菊をほじくるたびに、恵美の身体がプルプル震える。のけ反るからだにうっすらと汗がうかび金色の肌が輝いている。
執拗にアヌスを突いていた舌先がやがてバギナを窺がいだす。柔肉のほころびから、なめくじが這うように舌を滑らせてゆく。先端に位置する真珠玉を見つけた、なめくじは掘り起こすようにゆっくりまとわりつく。
「はあああ……。あっ、あっ、あうん」
自分の指で慰めるのは違う、軟体な感触にねぶりあげられて恵美の口からは甘い声が洩れ出てしまう。
「いやっ! そんなにっ! だめっ! だめだったらぁ!」
恵美の疼きを感じとった滝山が嵩にかかって舌を駆使しだした。縦横無尽に走り回る舌の動きに、最初はモジモジと腰を捩らせていた恵美は、だんだんと身体の抑制がきかなくなり、揺さぶりのけ反る。
「どうした恵美ちゃん。イヤがっていたわりには随分と感じているね」
「ああっ! いやだ、私! どうして! あっ! やだあ!」
言葉で否定しながら、身体はしっかりと反応してしまう。
恵美の喘ぐ声と股座の中からの湿った肉汁を啜る音が混じりあって聞こえている。
9
滝山の舌技ですっかり籠絡された恵美はぐったりとしてベッドに横たわっていた。
細く締まった足首を掴んだ滝山は赤ちゃんのおむつを取り替えるように恵美の頭の上に固定した。大きく屈曲された秘部からは、滝山の施しを受けたバギナが充血して膨らんだまま剥きだされた。
「恵美ちゃん、マンコがいやらしく膨らんでいるよ」
「くっ! み、見ないでっ!」
「ふふふふっ。じゃあ、いくよ」
その言葉にいよいよ挿入されることを悟った恵美が身体を固くした。ペニスを掴んで滑ったバギナに狙いをつけてゆっくりと押し込んでいった。
「くっ! 広がるっ! もっとゆっくりしてっ!」
「力をぬくんだ」
ズルズルと怒張の肉棒が、そぼろに湿った襞肉を押し広げてゆく。綺麗に整った眉の上に苦悶のシワがよる。
「処女の締め付けはすごいな。でも、もうすぐ根元まで入るぞ」
友達から聞いていたほどの痛みを感ずることもなく、もう半ばまでの挿入が終わったことに恵美は拍子抜けすると共に安堵の気持ちをおぼえた。
ほどなく完全に埋め込み終わった滝山が捏ねるようにしだすと、恵美の中から今までに感じたことのない深い悦楽がわき上がってきた。
「ああああああっ! す、すごい!」
「恵美ちゃん、今までオナニーばっかりしてきたんだね。処女のくせに最初からこんなに感じるなんて」
「あっ! いいっ! でも、ちがうわ!」
確かに自慰行為は欲望がつのった時に行っていたが、滝山のいうように頻繁に行っていたわけではなかった。自分でもなぜ、こんなに感じてしまうのか訳が分からなかった。
「この淫乱娘め! カマトトぶっていたな」
滝山は内心では、その素晴らし肉体と感度の良さに驚嘆しながらも、恥じらう純真な恵美につけこみチネチチと責める。
「そんなんじゃないわ! うっ! いやっ!」
しなるような腰つきで抽送しながら無防備な乳首を吸ってやると、恵美の身体が早くもスパークの兆しを示しだした。
「ほらほら、もっと突いてほしいか!」
なめらかな腰に連打されて恵美の重みのある汗ばんだ尻もフルフルと打ち付けられ、それと同時に大きな乳房もぶつかり合いながら弾んでいる。
「あっ! あっ! だめっ! だめっ! いいいいいいっ!」
「どんなこと考えてオナニーしていたんだ? あああ!」