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強姦主義者 『T』
【レイプ 官能小説】

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粉ギャル-2

 もう1人の友達、雪野香織は社交的だ。田口の顔を覗き込みニコニコしながら話し掛けてくる。
 「へ〜、近くで見るとキリッとした顔立ちしてるんだね。女子がキャーキャー言うのも分からないでもないわ。」
 「キャーキャー言われた事ないっすけど?」
ぶっきらぼうに言う。
 「すかしちゃって。嫌な感じ!」
ユリアは田口につっかかる。
 「何すか?」
 「何でもないわよ!」
そんな2人に愛理が絡む。
 「田口君は鈍感なんだね〜。」
 「何がっすか?」
 「女心よ。」
 「女心??」
 「ち、ちょっと愛理!訳分かんない事言わないでくれる!?」
語気を荒めるユリア。
 「素直になれなくてついつい気持ちと逆の態度とっちゃうをやだよね、ユリア?」
香織が言った。
 「違うわよ!!」
むきになるユリアに田口が言う。
 「ユリア先輩は俺の事が好きなの?」
ユリアに顔を向ける。
 「!?違うわよ!!!」
とっさに顔を向けたが怒りの表情が一瞬の内に崩れソッポを向いてしまった。
 「分っかりやすぅぅ!!」
香織が冷やかす。
 「馬鹿じゃん!?そんな訳ないでしょ!!」
ユリアは走り去ってしまった。
 「アハハ、ユリアも乙女だね〜♪でも田口君、いいわね〜。その堂々としたとこ!私も好きになっちゃいそう♪」
田口に微笑む香織。
 「どうも。」
愛想笑いを浮かべる。
 「…」
愛理が田口をジッと見つめる。
 「何すか??」
 「田口君てさぁ…何だろう…。なんか裏がありそうよね。狡賢い大人に感じる物と同じような物を感じるんだよね。」
 「どうですかねぇ?(こいつ、薬中のくせに鋭いな。)」
ニヤリと笑う田口に香織は密かに乙女心をくすぐられていた。


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