午前零時-3
「この事、口外はしないでくださいね」
どうやら私は、とんでもないタクシーに乗ってしまったらしい。
そう気付いて数分後、タクシーが停車した。
運転手が外へ出て、後ろに乗り込んでくる。
思わず身構え、涙がにじみ出る。
小太りで不細工、おまけに口臭が気になる。
要するにキモいオヤジというやつだ。
「ハァハァ…」
運転手の口から洩れる吐息で私はようやく確信を持った。
「脱がせてあげるね」
運転手が突然呟き、私のブラウスに手をかける。
私は恐怖で頭が真っ白だ。
心臓の音だけで私は意識をつないでいる。
いよいよブラウスが脱がされ、ブラまで剥ぎ取られた。
その瞬間いきなり運転手がおなかに手を回して抱き付いてきた。
お腹に感じる運転手の脂ぎった顔がリアルだ。
「っ…」
数秒もたたないうちに生ぬるい何か_舌が私の肌を這う。
それはツーッとお腹の上を駆け抜け私の胸まで到達する。
数回乳輪の周りをなぞった後、強く乳首を吸われる。
「ハァッ…」
この甘い声で、私は自分が感じていることに気が付いた。
何時の間にか目を閉じて、舌の感覚を楽しんでいる…。
その自分に、私は戸惑う。
しかしそんな暇もなく、チュパチュパとリズムよく吸われ、
「アッ、ヤッ…」
すぐに右の乳首がたってしまった。
それがわかると次は舌で器用に転がしていく。
「っう…はぁ…あ」
甘噛みをされ、ぺろぺろとなめられ。