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美しき姦婦たち
【その他 官能小説】

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美しき姦婦たち-4

「義兄さん」
「伯父さん」
明るい声がして、襖が開けられた。現われた三人を見て、坂崎は思わず腰を浮かせた。
「!……」
三人とも全裸である。
「どうしたの……」
「シャワー浴びてくるの」
「さっき髪洗わなかったからもう一回入ってくる」
彩香がぷりぷりの愛らしい乳房を弾ませて言う。美緒のオッパイは大きく張って誇らしげに乳首が上を向いている。二人と比べると真希子は大きさでは負けていないがやはり相応のたるみがある。それはそれで熟女の魅力だ。みんな顔を埋めて舐めまわした膨らみである。立ち並ぶと壮観な眺めであった。
「早くいこう」
「行こう、行こう」
三人の尻が揺れながら消えていった。

 坂崎の思考回路に道筋が現われた。
(理性も悟性も捨て去るべき世界がある……)
想いのまま、いや、想わずとも、為すがまま、為されるがままに快楽だけを享受する、自分の常識の範疇を超えたセックスがあってもいい……。陽子の幻影が脳裏をよぎった気がした。
(愉しむんだ……流れに乗ろう……いや、乗るべきだ……)
坂崎の気持ちは完全に固まった。
(こうなったら突進していくしかない。どっぷり浸かってやろう)

 気持ちの方向が定まると一物の頭がグングン持ち上がってくる。
 ふと思い出した。
(そうだ……)
引出しの奥に仕舞ってあったローターを取り出した。
(懐かしい……)
結婚して二年目の頃、何度か使ったことがある。振動部はちょうど繭玉のような形で卵のMサイズほどの大きさだ。細いコードが付いていて操作部には弱、中、強のスイッチがある単純な仕掛けである。
 面白半分の気持ちで買って帰った夜、陽子は不思議そうに手に取って眺め、
「どうするの?これ……」
用途がよくわからないようだった。説明すると、
「変なの。そんなの、いいのかしら」
「使ってみようよ」
「危なくないの?」
笑いながらも興味の表情が表れた。

「寝てごらん」
風呂から出て全裸のまま布団に仰向けにさせた。
「痛かったらやめてね」
「痛くないよ」
スイッチを入れると鈍い音がして振動する。
 『弱』にして乳首に軽く当てた。
「あ……」
「どう?」
「なんだか……」
眉をひそめて身を硬くした。
「変な感じ……」

 さらに左右交互に続けていると、やがて陽子の体が蠢きだした。特に下半身を捩じるようにしてときおり大きく息を吐く。
「感じる?」
「うん……気持ちはいいけど……」
顔が上気してきているので感じているのは間違いないと思った。
 股を開いて驚いた。
「いや、だめ」
溢れてぬるぬるである。
「すごいよ、陽子」
「いやん、恥ずかしい……」
「感じたの?」
「だんだんと、体が痺れてきちゃって……」
彼の昂奮も一気に高まって、
「もっと感じさせてあげるよ」
今度はクリトリスに押しあてた。
「ああ!だめ!」
彼の手を押さえて横向きに逃げようとしたが、振動が伝わると、
「あうう……」
上体が伸び上がった。

(意外にも気に入ってたな……)
 ある時、
「今日はあたしがしてあげる」
振動を『強』にして亀頭に押しつけてはしゃいだこともあった。
「陽子、一人でしてみて」
それを使ってオナニーを見せてくれと頼んだ時はさすがに拒んだ。
「一度でいいから見たいんだ」
「いやだ、そんなの。恥ずかしいわ」
「したことあるだろう?」
「こんなの知らないわ」
「指でしたの?」
「いやん、言わないで……」
お遊びにと思っただけであったが、からかってしつこく迫ると、
「ちょっとだけよ……」
陽子は顔を赤くして割れ目をなぞりはじめた。
「もっと開いて見せて」
「もう、いや……」
言いながら体は確実な反応を示していた。
「あっ、あっ」
あられもない格好を見られていることが昂奮に拍車をかけたものか、その手には力が入ってぐりぐりと溝に押しつけている。その時である。
「あ……」
すっとローターが消えた。膣にすっぽり入ってしまったのである。陽子が挿入を嫌がっていたので入れたことはなかった。
「やだ、入っちゃった。中で動いてる」
慌てて起き上ったものだから膣が収縮してさらに奥に呑まれた。立ち上がってコードを引っ張るが抜けない。
「どうしよう、取れない」
坂崎は大笑いだった。
「笑ってないで取ってよ」
「コードが切れたら取れないぞ。医者に行くしかないよ」
「いや、そんなのいや」
「すぐ取れるよ。寝てごらん」
抜けたローターは唸りを上げていた。
(思い出のローター……)
これを三人に使ってやろう。……新しい電池に入れ替えてスイッチを入れると、意外にも大きな音が響いた。


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