取り込まれる鋼-6
「だろうね、半分鬼だし、で?それがどうかしたの?」
エレナは唖然とした了は本気で何とも思ってないようだった
「貴方は!貴方が産んだんですよね?」
エレナは花蓮をみた
「違うわ…鬼人を産んだのは別の鬼よ」
(それじゃ…鬼人は倒すことでしか止められないの…無責任に鬼人を産ませた能力者のせいで…)
エレナは了を睨み付けた
「ん?もしかして睨んでる?」
了は手から銃を出した
パァン
銃からは赤い玉が飛び出しエレナの耳スレスレを通って行った
「死んでみる?」