炎と鬼-4
「はぁー…」
竜太は渋々手をつなぎ歩きだした
「どうしたの?歩き疲れちゃった?」
「違うよ…」
「疲れたらお姉ちゃんがおんぶしてあげるよ!」
「はぁー…お姉ちゃんさ…鬼にあったことある?」
このまま子供扱いされるのも嫌なので竜太は話題を変えた
「あるよー」
「え?あるの?」
「うん、少し前に青鬼に会ったんだ、まぁ無事だったんだけど…」
「へぇー!ならさ公園の鬼って誰が退治したか知ってる?」
「さぁ?能力者だと思うけど誰かは分からないかな」
「そっか…」