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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-8

今まで感じたことのない激震が身体を駆け巡り、そのまま余震で震えた。一瞬の出来事に何が起こったのか理解できず、しばらくしてから電マが股間に当てられたことに気づいた。
一見、間の抜けたように見える電気アンマが実は凶暴な責め具に変身することに初めて知った冴子は、その存在が再び叢の上にあることを目で確認した。
凶暴な責め具が叢から獲物を狙うように少しずつ移動している。
「だめだめだめ! いけません!」
ジリジリと急所に向かって間合いを詰めてくる電マに顔を引き攣らせている冴子を竹中が楽しんでいる。
「お許しくださいご主人様ぁっ! くあああああああああっ!」
バギナを塞ぐように押し当てられた電マで、縄を引きちぎらんばかりに腕に力がはいりクッキリと食い込んだ縄目から膨張した肉が浮き出している。
真っ赤になった肌でのけ反る身体がガクガクしたまま倒れそうになるのを竹中が支えたまま電マで押し上げている。腰を落そうものなら電マの支えで嫌がおうにも膝立ちに戻らざるを得ない。
髪を振り乱して絶叫を放つ汗みどろの冴子は、拷問を受けて血ダルマになった罪人のように見える。容赦のない電マ責めで締上げられた蜜壺の中のローターが弾け合いゴキゴキと蠢き合い内と外からの相乗効果をあげていた。
「ぐわあああああああああああっ!」
電マの接地面が滲みだした体液でジュクジュクした音に変化しだした。まるで赤く焼けた鉄の焼きゴテが、Mの刻印を肌に押し付けて肉を焼く音がしているようだ。完全に刻印をつけようと竹中の押印がゆるむことなく続けられる。
ビシュッ! シュッ!
電マの隙間から幾筋もの潮が噴射して冴子の身体が硬直したまま感電した。グッタリとその場に崩れた身体が時々プルプルと震えていた。

冴子の身体を仰向けにした竹中は片足を跨いで押さえつけ、もう片方の足を肩にかけて大股開きにした。
冴子のうすく開けた白目がゆれ、唇がワナワナと震えている。まだ電マ責めの余震で身体が完全に回復していないようだ。
バギナから垂れているコードの束を竹中がゆっくり引いては、また弛めていると締めつけている蜜壺によってズルズルと中に戻されている。
「ああああ……。もう……、もう、お終いにして……」
「牝犬の分際で勝手に終わりにすることなど出来ないぞ。赦しを乞うなり、謝罪するならいいが、指図するなどもってのほかだ」
「わ、わかりましたご主人様。でも、もうお赦しになってください……」
ニヤリと嗤った竹中はコードの束を弄びながら冴子の反応を観察している。
「鍛えている肉体は美しい。それに体力もすばらしい。お前の身体はまだ官能を求めているようだぞ。それ、身体の中のローターに反応しだしたではないか」
完全に蘇生した肉体が早くもローターに呼応して腰がうねるのを悟られまいと必死になって抑えているのを見透かされ、声を張り上げてしまう。
「違う、違います! そ、そんなんじゃ、ありません! うっ、止めてください。もう、や、だめです! い、いやです!」
「また強情が始まったか。その態度を改めないかぎりお仕置きは続けなければならないな」
「ひっ! そ、そんな……。死んじゃうわ」
「死ぬほどの官能地獄を味わうがいい、冴子」
ブイイイン! 凶器が発動する音に身をもがくが既に足を固められて捩ることすら不可能だった。
「ぐわっ! ひいいいいいいいいっ!」
電マを当て込まれながら、コードを引っ張られると入口まで近づいてきたローターと接触して硬質なローターが互いにぶつかり合い、賑やかな音をたてている。その接触音をかき消すように冴子の断末魔の絶叫が響きわたる。
どんなにわめこうが竹中の手がゆるむことなく冷徹な仕置きは止まらない。
「ご主人様のエキスを吐き出したことを詫びてみろ」
「ぐわあああああああっ! 赦してっ!」
「もっとしっかり謝れ!」
「ひやああああっ! ご、ごめんなさい、もう、もうしません! うわあああああっ! もう、ひっ! いたしませんっ!」
腰の震えの幅が大きくなっていき、腰だけが別な生き物のように激しく振れて男性が射精するように数回打ちつけると、冴子は完全に白目を剥いて失神してしまった。
その姿を見届けた死刑執行人が、ようやく電マを股間からはずすとバギナが軟体生物のように収縮を繰り返していた。



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