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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-9



失神するほどのアクメで意識が朦朧としている冴子の股間から、ローターのコードの束を竹中が掴んでそのまま引き抜いた。コードに繋がったローターがゾロゾロと這い出てくると、体液にまみれて艶やかな光沢を放っている。その瑞々しい球体は得体の知れない生物の卵のような禍禍しさを思わせる。
ヌラヌラとした球体が次々と身体から排出されるのを感じながら冴子は、生きながらにして卵を産みつけられて、孵った幼体に身体を喰い破られるエイリアンの映画を思い出していた。幼体に寄生された人間の最後は死んでしまうがMの刻印を捺された自分はマゾヒストに変態してゆくのだろうか……。
「冴子、全てが終わったような顔をしているな。お前は大事なことを忘れているぞ。お仕置きは終わらせてやるが、約束を破った罰を受けなければならない」
「罰……? 何……」
「何とはなんだ。お前はご奉仕で10分以上かかった」
「……嘘、今更…嘘でしょ……」
「浣腸を実行する」
「うっ……。そんなこと……」
やっと逝き地獄から解放されたと思っていた冴子は再び暗黒に引きずり戻されて愕然としていた。

浴室に連れて行かれ尻を高くあげた四つん這いにされても、冴子は抵抗する意思はもう無くなっていた。あられもなく叫びながら赦しを乞い謝罪をしながら逝きまくり、全てを晒してしまって、今更恥じらうこともなかった。
逃亡も抵抗すらも出来ない状況を受け止めて、ただひたすら刑を執行される恐ろしさにおののいていた。
「浣腸にも注入する液体で色合いが変わってくる。お前のような性悪女には一番屈辱的な浣腸液を選択してある」
なるべくアヌスが見えないように足を狭めて尻をあげている姿勢を保っているのを、再び無理やり足を開かされ尻を突き出すような恰好に直されてしまう。
「今からお前に施すのは炭酸水浣腸だ。腸の中で発生したガスはお前に七色の音をあげさせることだろう。くははははっ!」
後ろから聞こえる悪魔の嗤いに、冴子は今更ながらに恥辱の大きさに怯え赦しを乞う。
「お願いです。それだけは、それだけは勘弁してください!」
「だめだ。俺は決めたことは実行する。お前が何と言おうとも曲げないぞ」
「何でもしますから! それだけは……」
「何でもするのか?」
少しは気持ちが揺らいでくれたのかと思った冴子は早口で捲し立てた。
「はい何でもします。ご主人様のご希望は何でも」
「よし、分かった。俺の希望は……浣腸だ。うははははっ!」
「クッ……」
冴子は冷たい浴室のタイルに顔をつけて泣きだした。
ひとしきり竹中の嗤い声が続いた後、浴室にフツフツと炭酸水の弾ける音がしだした。
「ううう……いやだ……しないで……くっ! ううううううっ!」
「動くなよ。今から入れてやる」
冷たい嘴が肛門に挿し込まれ、液体がスルスルと腸内に侵入しだした。と同時にすぐに腸内に空気が膨張する感覚が増してくる。必死に堪えようも、たちまち膨らんだ空気はどんどんとガスとなって抜けてゆく。
「ううっ!」
浴槽内に卑猥な音が響きわたり竹中の嘲りが重なる。
「こりゃ面白いぜ。七色の屁だ。うははははっ!」
次々と差し込まれる炭酸水でガスが発生して恥辱の音を響かせるが、腸内に残った水分は重くのしかかってくる。最初は乾いた音を奏でていたアヌスが水を含んだ下劣な音に変化していった。
「み、見ないでえええええっ!」
「おっ、ついに、おもらしか」
「うっ、ううううううううっ! でちゃううううっ!」
冷徹の竹中が両手で冴子の尻を割広げた。
「ぬああああああああああああああっ」
床に顔を着けたまま呻いていた冴子は、嗚咽と共に汚辱の吐瀉物を尻から吐き出し泣き崩れていった。

汚れた家畜を洗うように清められた冴子はベッドに据えられていた。相変わらず小手高に縛められたままの四つん這いでアヌスにたっぷりのローションを塗りたくられた。もう隠すものなど何もなくなってしまった。竹中の望むことに従うしかないのだ。
「アヌスの処女を捧げると、自分で宣言してみろ」
何かを言わなければまたどんな仕置きを受けるかもしれず、ベッドに顔を横にうずめたまま冴子は力無く呟いた。
「アヌスを捧げます……」
「よしいいぞ、冴子のアヌス処女をご主人様に捧げます、と言え」
「冴子の……アヌス処女を……ご、ご主人様に捧げます……」
「よく言えたぞ、可愛い牝犬冴子。では拡張にはいる」


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