スパイラル-26
「あああああっ! もう! もう赦してっ!」
形の良い尻を突き出し艶めかしい腿を露わにしたまま、荒い息をついている冴子に近づいた竹中はスカートをめくってショーツを剥きだしにした。家畜でもあつかうように無造作に股間に手を入れ、バギナ全体を揉み解すように摩り出した。
「あああああっ! ひいいいいっ! もう、はずしてぇ……」
「グズグズになったマンコがお前の本性を表わしているじゃないか。ほら、こんなにベットリ下着を濡らしやがってスケベ犬め」
「くああああっ……、い、いじらないでえええっ!」
「たとえローターを抜き取っても、煮えたぎった身体を鎮められないだろ」
「ひいいい! 早く取って、早く取ってください」
「オチンチンを下さい、と言え」
「くああああああぅ! 逝くううううっ!」
ジワジワと炙られていた身体から淫欲の煮汁がついに吹きこぼれ、フェンスを掴んだまま身体を震わせた。
竹中は冴子の尻に張りついているショーツを割れ目に紐状にして縒りこんでいった。尻に喰い込んだ白い紐はバギナを真っ二つにして、より強くローターの台座をクリトリスに押し当てた。
「ひいやああああああっ! くっ! いいっ、効きすぎるぅっ!」
露わになった尻に白い紐を食い込ませ、くねらせる様は官能の炎に狂う三十路の女の痴態をあますことなく晒していた。
「ほら言ってみろよ、ご主人様のオチンチンが欲しいと」
冴子は膣壁を擦られ、クリトリスを振動される情欲によがり狂わされ、思考能力が低下し竹中の命令すら聞くことができなくなっている。金網を掴んで腕を突っ張ったまま野太い声で呻き始めた。
「ご主人様の命令を無視しやがって、この牝犬め」
ショーツの縒り紐の脇から差し込んだ人差し指と中指をアヌスに突き立てて、ゆっくりと押し込みだした。
「ぬおおおおおおおん! ぬわああああああああっ!」
「尻の穴もすっかり性感帯になっただろうが。そお〜れ、どうだ」
ズブズブと根元まで差し入れ、指の回転を加えると獣じみた声から嘔吐するような声に変わってゆく。突き出した白い尻に手首をあててモゾモゾと動かすだけで冴子は吠え狂っていた。
「ぬああああっ! 狂う、おかしくなりそうよ」
フェンスを掴んだまま尻を突き出して乳房を擦り付けんばかり身悶える冴子は官能に狂う痴女に成り果てていた。先程まで男性社員を相手に凛とした態度で予行演習を行っていた冴子をケダモノに変えていることで竹中のボルテージも上がっていった。
「ほら、お尻だけで満足か? おねだりをしてみろよ」
「ロ、ローターだけじゃ、イヤ! ひいいいっ、入れてっ、入れてください!」
腕を伸ばし、弓なりになった身体からハイヒールを履いて高く上がった尻を振りながら、淫獣と化した冴子が呻く。
「ようし。よく言えたぞ牝犬。今からぶち込んでやる」
アヌスから指を抜き、冴子の身体を乱暴にフェンスから引きはがした竹中は、向い合せにして、背中を改めてフェンスの金網に押し付けた。クチャクチャを噛んでいたガムを吐き捨て、ジッパーをおろし怒張したペニスを引きずり出した。
両手を腰の脇につけて金網を握ってうなだれている冴子の片足を、曲げた腕にかけ、グイッと大きく上げるとハイヒールを履いたダイナミックな片足立ちになった。
紐のようになったショーツを片手で押し広げて指で震感ローターとイモムシを掻き出して下に落すと、まだ動いている玩具が下でジリジリと音をたてている。役目を終えた玩具を竹中が革靴で乱暴に踏み潰すとバラバラになったプラスチックが無残に散らばった。
片足立ちで大きく広げられたバギナに反り返った肉棒を当てがうと、そのままゆっくり挿入して貫いた。
「ひいいいいいっ! 逝くうぅ!」
「おら、入れただけで逝くヤツがあるか。もっと味わえ、おら」
下から突き上げるようにペニスを入れると金網がギシギシと悲鳴をあげだした。片足を屈折させたまま、側面から擦りつけるように突き上げてやると、ハイヒールから伸びたスラリとした冴子の足を際立たせ、美しい姿のまま凌辱することができた。竹中は、屈辱と喜悦がない交ぜになった冴子の横顔を見ながら首筋からうなじにかけて舌を這わせる。
「はああああああっ! いいいいっ……、ああああああっ、あぐっ!」
大蛇に絡みつかれた美しい白鹿が苦痛に悶え苦しみながらゆっくり食されてゆくようだ。棍棒のようなペニスがズルズルと出入りしながら白鹿の急所を突き刺し官能の毒を注入していく。脳にまわった毒は、たしなみや尊厳を麻痺させやがて淫欲を剥き出しにしてゆく……。
「はああああ……。いや……、こんな所で……」