投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

サディスティック・スパイラルの最初へ サディスティック・スパイラル 35 サディスティック・スパイラル 37 サディスティック・スパイラルの最後へ

コックリング-5

「うん? どう、すごくイヤらしい気分にならない?」
「ああっ! 冴子さん、すごい、すごくイヤらしいです!」
アナルをくすぐられながらペニスをしごかれるという今までにない大胆なテクニックを施されているイケメンも、異性に命令されて射精をコントロールされる束縛感に脳が錯乱しているようだった。高まったままの状態をキープされて従属することに情欲を感じているのだった。
家畜から乳を搾るように冴子はペニスをしごいていた。それは異性に対する愛おしさとは明らかに違い、自分の性的ペットに対する施しだった。言葉すらまだ優しげだが完全に俊介を掌握していた。ついこの前まで小宮山のポンプで搾乳されていた冴子が今度は俊介を搾乳しているのだ。
素早く強くしごきあげられて時々か細い声をあげる俊介を、口角をあげた冴子が見上げていた。




若い牡のペニスは回復がはやい。少量のスペルマを流失した程度で戦意を喪失することなど決してなかった。冴子をその鋭い切っ先で切り裂こうと果敢に振り立ててきた。
「冴子さん、もう大丈夫です!」
その漲りと共に自信を取り戻した俊介がうながすように、摩りあげる動きを止めない冴子の髪の毛を撫でた。だが、冴子はいたずらっぽく笑ったまま、その動きを止めようとしない。
「ふふふっ、もう少しやらせて。俊介くんが我慢する顔、とても素敵よ」
「うぐぐぐっ……。解りました。でも、合図したら止めてくださいね」
「うん、そうするわね」
俊介の真正面に座りなおした冴子はアナルを爪で優しく掻きながらペニスをスライドする。肉欲に餓えて垂涎するペニスの鈴口に冴子は尖った舌先をつけてやった。
「うぐっ!」
眼下にしゃがむ冴子のくびれたヒップと淫らに伸びた赤い舌が自分のペニスの尿道口をほじくる姿を見て頭がスパークしてゆく。
「さ、冴子さん、少し手加減してください……、うっ!」
「えっ……、気持ちいいの……?」
大きく広げた舌にペニスをグルグル回しながら押し付けている。普段の堅苦しい大人の女が破廉恥で淫らな姿になりはてているギャップに興奮が煽り立てられてしまう。いいように扱われる自分のペニスに俊介は、今まで感じたことのない悦楽に気づいた。
女に弄ばれる悦び……。
思わずその行為を止めようとするが激流となったスペルマが寸前にまで迫って悲鳴をあげた。
「冴子さん! もうだめですっ! 逝きそうだっ!」
「んんん、だめ。もっとさせて」
長く伸びた舌先が亀頭の裏筋を下から持ち上げるように往復すると、初めて感じる大人のエロスと嫌がおうにも目に入る妖艶な女の姿に迸りの制御が効かなくなってしまっていた。
「あううううっ……! で、出るっ!」
亀頭の根元を強く握った冴子の指に、圧迫された小さな尿道口から苦渋のスペルマが滲み伝わる。冴子が徐々に絞めた指の力をぬいてゆくと、すでに放出された淫欲が悔恨の意をあらわすかのようにドロドロと竿を伝って流れ出てきた。
「あらあら、全部でちゃったわね。ふふふっ、気持ちよかった?」
「……あああ……はい……よかったけど……」
大量の精液で濡れた手をティッシュで拭いながら冴子は笑いながら言った。
「ところで俊介くん、あなた血液検査はすませているわよね?」
「ええ、毎年健康診断でしてますけど……」
突拍子もない質問に俊介はポツリと答えた。
「ちがうわ、感染症の血液検査。あなたほどの遊び人なら特別な検査くらい受けているわよね?」
「ああ、エイズ……ですか? 受けてないですよ」
「ええっ! なんだ、それを最初に聞くべきだったわね。私、生じゃないとしないの。自然な姿でしたいし、気持ちよさが全然ちがうもん」
事実、冴子は小宮山から生ペニスを挿入されて以来、ツルツルとした避妊具より、擦れる肉肌の感覚が忘れなくなってしまった。だから避妊薬も必ず服用するようになっていた。
それを聞いた俊介は我慢に我慢をかさねてきた結果が全く報われることのなかった事実に急に疲労を感じて、その場にクタクタと崩れてしまった。
立ち上がった冴子は笑みを浮かべながら俊介を見下ろしていった。
「ごめんね、俊介君。でも、検査さえ受けたら生でさせてあげる。ね、いいでしょ。その代り舐めさせてあげるから……」
刀が折れ、矢も尽きてしまった若武者のような俊介を正座させると、冴子は片足を大胆に後ろのベッドにかけて大股を開いた。俊介には気づかれないようにしながらも加虐の嗜好にしとどに濡れて膨らんだバギナを顔の真ん前に開いて見せつけた。
「舐めて……」
俊介の髪の毛を鷲掴みにして自分の股間に強く押し付けた。



サディスティック・スパイラルの最初へ サディスティック・スパイラル 35 サディスティック・スパイラル 37 サディスティック・スパイラルの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前