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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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コックリング-14

あまりの痛みに目を開けた俊介はプラグをグリグリ回転させている冴子の手元をみた。
「ふふふっ、ごめん、ごめん。だって俊介くん、可愛いんだもん。苛めたくなっちゃう!」
「勘弁してくださいよ!」
「分かった、分かった。普通に抜くわよ」
冴子はプラグの先端を摘まんでペニスを掴むとズルズルと引きずり出した。プラグの胴体についた多くの段差で刺激がより大きく与えられ、拷問からとき放たれたときには俊介は汗を吹き出して、かろうじて持ちこたえていた。
(ふふふっ、今頃あなたのフィアンセはどうしているかしら)
まだ初心な女とサディストの男を社内に閉じ込める計画を実行させながら、自分は若い牡をいたぶりながら性奴にしている。高みの見物を決め込む冴子は優越感と暗い性欲に浸りきっていた。


13

朝の挨拶ぐらいはきちんとしなければいけない。理緒はそう思いながらも竹中のそばに行くことすらもできずにいた。出社したまではよかったが、遠くのデスクに座っている竹中が恐ろしくて給湯室でウロウロしていた。

「怖い人だから絶対に粗相のないように」
冴子に写メを見せられて竹中部長の相手を強要された理緒は理由を問いながら泣き続けた。
「いくら泣いてもだめ。あなたは竹中部長と寝る、それから先は部長と相談しなさい」
「どうして、どうして私が部長と……、もしお断りしたらどうなるの?」
「イヤだというならこの写真をばらまく。あなたのファンが喜ぶわ」
「そんな……、そんなことしたら俊介君に嫌われる! 絶対だめ!」
「じゃあ、がまんして1回すればいいことじゃない」
たぶん竹中は1度の逢瀬だけで満足するとは思えなかった。部長の興味はこの若い小娘に向けられるだろう。冴子は自分の身に降りかかった火の粉を振り払えればいいことで、理緒の将来など微塵も気にかけてなどいなかった。

(どうして私が……、一体なぜこんなことになったのだろう)
理緒は蒸気がふきあがるヤカンの火をとめて、いつまでも逡巡していた。
「お茶を一杯いれるのに何時間かかるのかね」
「ひいっ!」
いつの間にか竹中が理緒の真後ろに立っていた。
理緒は慌てて湯のみを倒してパニック状態になり顔を手で覆って叫び続けた。
「何をそんなに怖がっているんだい」
「ご、ごめんなさい、私、私!」
まじかで見る若いグラマラスで少女のような顔をした理緒を、竹中は思う存分味わえることにボルテージがあがってゆく。
ぴったりと後ろから身体を密着させて竹中は理緒の腰に手を当てて優しげな声をかけていた。
「片桐に何を言われてきたんだい」
「ぶ、部長のお相手を、お相手をしてきなさい、って」
「お相手? ほう、どんな相手をしてくれるのかな」
「ううっ……」
後ろから顔を覗き込むようにして竹中の手が理緒の腰まわりを撫でまわしている。ウエストのくびれから広がる臀部がはちきれんばかりに大きく張り出している。
「片桐に脅されたんだね。何をネタにされたんだ?」
理緒は驚きがようやく治まると、急に安心感から泣きだしていた。
「酔って、酔いつぶれて寝ているところを……」
「寝乱れた写真を撮られた、かな」
「うううううっ! どうして! どうして私が!」
「そうか片桐は悪い女だな。私が懲らしめてやろう。私と結託して懲らしめてやろうじゃないか、な」
腰を撫でまわしていた手がゆっくりと前にまわり腹から胸にせり上がってゆく。その豊潤な盛り上がりは想像以上の重みと大きさを持ち合わせて、南国の大ぶりのフルーツのようだ。
「ひいいいいっ! 触らないで!」
銀縁メガネから鋭く細い目が獲物をとらえている。口元は笑みをうかべているがそれは優しい表情ではなく、手塩にかけて育てられた上質な肉をもった家畜を見つけた猛獣の笑みだった。
竹中が突き出した白いブラウスの胸のボタンを上から外しにかかる。慌てた理緒が、その手を抑えると今度はスカートに入った手がストッキングを摺り下げだした。
理緒は後ろから何本もの手が伸びてくるような恐ろしさに襲われる。
「いやあああああっ! 触らないでください!」
「谷君と付き合っているそうじゃないか。結婚したいんだろ?」
せわしなくまさぐる手と格闘する理緒には、いちいち答えている暇など無かった。
「私のいうことをきけば必ず谷君と結婚させてやる。な、だから私のいうことを聞くんだ」
「イヤッ! 絶対イヤ!」
まだ性に目覚めかけた若い理緒には、自分の父親にも近い竹中と情交をかわすことなど考えもできなかった。
懐柔策にでた竹中は理緒をコントロールするのは不可能とみるや攻略方法を変えることにした。狭い給湯室の隅に追いやり、隅っこに理緒をおいこみ、摺り下げたストッキングを足から抜きさり、ショーツに手をかけて一気に尻から剥いた。
「いやあああああっ!」
「いうことを聞かない娘だな。黙らせてやる!」
足もとにショーツをおとすとスカートをまくり上げ、背中に織り込んで尻を露出させた。絞られたウエストから広がる豊かな尻の盛り上がりと太腿のエロチックさが露わになった。
「ひいいいいいっ! 見ないでぇっ!」


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