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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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第一章 ポンプ-17

ジンジンと伝わる電気に感電し続ける苦痛に身体が悲鳴をあげている。
涙と鼻水で赤くなった顔で冴子が謝るように答えた。
「ご主人……様……くううっ……おちんちんが……ほしいですぅ……」
ポンプからおくられてくる刺激と小宮山の手管に翻弄されて、力がぬけてしまって息のような声で哀願した。悲哀に満ちた表情で顔をシーツに擦りつけながら冴子が陥落した。会社で颯爽と歩く“冴子様”からは想像もできないような哀れな姿だった。
「うぐぐぐふふふっ! いいぞ! 冴子、ではご主人様が挿入してやる」
小宮山は冴子を拷問から解放して嬉々とした表情で下腹に食い込んでいるトランクスをさげた。


14

ドイツに旅行した時に食べたおいしいソーセージを思い出していた。あれはニュールンベルグで食べたのだっけ……。そうだ、ニュールンベルガー・ソーセージだ。白いというよりは灰色がかった白色で、太さは様々だったけど甘い脂質に舌づつみをうったのを覚えている。確かあれは豚腸ではなく羊腸で作られたソーセージだ。
すっかり小宮山にひれ伏した冴子はチューブで繋がれた身体のままぼんやりと思った。相変わらずポンプからおくられる刺激で身体が細かい痙攣を繰り返している。
小宮山の垂れ下がった下腹からニョッキリとニュールンベルガーが突き出している。脂肪で膨れ上がった身体から唯一雄々しい角が冴子に突きつけられていた。
「冴子、今からご主人様がペニスをくれてやる」
トランクスを脱ぎ捨てた小宮山が膝立ちになってぺニスを握った。冴子の股間の位置は小宮山の膝立ちの高さと一致して楽に挿入できる高さだった。
「お、お願い……チューブをはやくっ! 早くはずしてくださいっ!」
「だめ。はずしてあげない。お前はバカにした僕とポンプに同時にされるんだ。両方に犯されろ」
「くっ! それは、それは無理だわ! そなこと、うぐっ! されたらっ、死んじゃうわ! 絶対無理!」
「されながら死ぬなんて最高じゃないか。僕にされながら死ね、冴子」
「だめだったらっ! 絶対だめよ! ぐっ! 何しているの!」
握ったペニスの先をバギナに押し付けながら上下に擦り付け先端に湿りをくわえ準備にかかる小宮山を慌てて制した。
「避妊具を、ゴムをつけなさいっ!」
「ご主人様に命令するな、牝犬が! ご主人様が精液を注入してやるのに、何がゴムだ。生ペニス味わえるのに贅沢いうな」
「妊娠したらどうするのよ! 今時ペニスをそのまま挿入するのは子作り夫婦だけよ!」
本心では性病も気になったが言葉にしようものなら制裁を受けかねない。
小宮山のとんでもない行動に仰天しながらも冴子の頭は生理の周期を計算
し、安全日であることだけは確認していた。
「ご主人様のペニスだと! 牝犬はおチンチンと言え。ご主人様のおチンチ
ンだ」
「子供が出来ちゃうわよ、妊娠したらどうするの!」
「ぐふふふっ、そうなったら目出度いじゃないか。ご主人さまの子供を授か
るなんて。ぐうううふふふふっ!」
なんて恐ろしいことを言うのだろ。冴子は小宮山という人間にあらためて底
知れない気味悪さを感じた。自分と結婚するつもりでいるのだろか。変質的な人間ほど一度でも抱いた女は所有物として何時までもつきまとうことがあるという。小宮山はその典型的な例である可能性が高いといえる。
「ほうら、ご主人様のペニスが馴染んできたぞ。おら、先っぽがヌルヌルの
溝に挟まれて気持ちいいぞ」
「ああっ! だめだってっ! いっ! いやっ! ぐうっ! だめええっ!」
グルグルとソーセージが捩じ込まれる感覚がしている。
「すごい、すごい締りだ。グイグイ締め付けているじゃないか冴子」
「くわあああああああっ! だめええええっ!」
常に絶頂寸前の身体に小宮山のソーセージが頬張らされて、たちまち白目を
剥かされる。
「どうだ、冴子。ご主人様の生ペニスの味は!」
夫と一時子作りを計画した時だけ避妊をせずに交わったことがあるが、それ
以前も以降も避妊せずに性行為したことはなかった。コンドームしか使用したことがない冴子にとってゴムの表面のツルツルした感覚に慣れ親しんだせいか、小宮山に生で挿入されていることを強調されると確かに肌と粘膜の引っかかり具合が程よい快感を生じているように感じてきてしまう。
「ほうら、お前の襞がペニスを絞り込んで咥えているのがわかるぞ。こんな
に飢えるなんて。冴子は淋しかったんだね。くくくぅっ!」
「くわああああっ! もうっ! もうっ! また逝くうううぅっ!」
小宮山は緩慢な動きで鋭く突き上げられることはないが、ポンプに急所をい
じくり回されながらの挿入は常に絶頂期に担ぎ上げられていて休む間を与えられることがない状態だ。
「ご主人様の生ペニスはたまらないだろ。言ってみろ」
「うわあああああっ! いいですぅ! たまりません、生のおチンチン! 
クセになりますぅっ! ううっ! また、また逝っ! いいっ!」
「おお! すごい締りだっ! 逝くぞ! ご主人様も! うぬっ!」


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