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恥辱の檻
【SM 官能小説】

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Sの男-1

 アキラは裸にされ、縛られた手首から延びたロープが天井の滑車に掛けられ固定されていた。

 「お前に今から“従順な女になるプログラム”を行う。今日行うプログラムはほんの一部だ。これは、ミスターからの依頼を受けて行うものだ。いいな」

 小太りのサングラスをかけた男が鞭を持って立っている。黒革のレスラーパンツを穿いて上半身は裸だ。
 薄い髪の毛を短く刈り込み、腕には鋲を打ったリストバンドをしている。
 いかにもといった感じのS夫の格好だ。

 「私に従順な態度を表せば調教は早く終わらせてやる。但し、表面上の態度
なぞすぐに見破ってやるからな」
 
 乗馬用の鞭がとんだ。
アキラの尻を打ち始めた
 空気を裂く音、肉を打つ音。全く容赦の無い、鞭打ちが始まった。

 肉に焼きゴテを当てられているような鋭い痛みがはしる。
 鞭が肉を叩くと思わず、短い悲鳴がもれてしまう。

 “こんな豚男、手足が自由に使えればたちまち倒せてしまうものを”
 そう思うと悔しくて涙がでてきてしまう。

 「もう、泣いているのか。案外弱い女なんだな、ふっふっふっ」

 その言葉を聞いてアキラはカッとなって男に向かって唾棄した。

 「ほほ〜ぉ。そうこなくちゃ」

 男の鞭うちに力がはいる。柄の部分がビシビシと尻を集中的に叩く。
 女の尻がたちまち赤くなってゆく。

 その痛みを耐える女の身体から汗が噴き出して、美しく光らせていた。

 鞭打ちが背中へまわってきた。
 打たれるたびに身体がビクリと反応する。
 尻から背中にかけて、線条痕が幾つもついた。

 「美しい身体だ。この線条痕がついた身体こそ、芸術なんだよ!」
 男が興奮して、上ずった声を出している。

 鳥の尾のように広がっている鞭の先で女の乳首を転がした。
 ニヤニヤと女の顔を覗き込み、いきなり乳房を鞭入れしだした。

 焼けつくような痛みが乳房に走り回る。
 アキラの喘ぎが、激しくなる。
 鞭を打つタイミングを計り、打たれる瞬間に力を入れてこらえた。

 それを見越した男がわざとタイミングをずらせて、鞭入れをした。
 振り下ろした鞭を途中で止め、女が息を洩らした瞬間に鞭入れをした。
 ついに耐えかねて女が叫んだ。

 痛いっ!痛いわよっ!

 男の鞭打ちは、一向に収まる気配がない。
 
 男が女の片足首をロープで縛り、天井の滑車に通した。そのロープを引っ張りあげ、女を片足立ちにした。
 開脚した股間を覗きこんでいる。

 「なんて綺麗なおまんこだ。やがてお前も鞭打たれることで、ここが濡れるようになるのだ」

 無防備になった内腿に鞭がとびはじめた。その痛みは更に激しいものとなった。

 「痛いか!?痛いだろう。だが、この痛みが快感に変わるのだ。お前は支配されているのだ。ミスターに飼われているのだ。それを理解しろ。この痛みこそ支配される者の証なのだ」

 次々と鞭が入る。
 段々と神経が麻痺して痛みが薄く感じられる。そう、あの時のように。
獣のようなレスラーに抱きかかえられたまま犯された時に感じた被虐感だ。
おとしめられている自分を感じた時に現れる暗い悦楽…。

うっ!うっ!うっ!

うつろな目になった女を見て、男が笑った。

吊るされていたロープが解かれた。
後ろ手に縛り直され、四つん這いにされた。

アヌスに差し込まれる感覚がして、後ろに顔を向けると尻に浣腸器が当てられていた。
抵抗しても無駄だと理解している女は、それを受け止めるしかなかった。
何本かの抽入を終えた男がアヌスにアナルプラグをした。抽入した液を漏れさせない栓だ。
男は女に首輪をしてリードを繋いだ。

「歩け。散歩させてやる」

薄暗い倉庫の中のを四つん這いで歩かせる。
やがて女が生理現象から苦しみ始めた。

「お願い、お願いトイレに…」
「トイレがなんだ」
「トイレに行かせて…」
「トイレで何をするんだ。言ってみろ」
「……。うっ!お腹が痛くて我慢できないっ!」
「しょんべんなら、ここでしろ」
「ちがうっ!大きい方よ!」
「何が大きい方だ!気取るな、牝犬!ハッキリ言うまでおあずけだ」
「させてくださいっ!ああっ!」
「口に出して言え!」
鞭が真っ赤になった尻にとんだ。

「うんちをさせてください。おねがいっ!」
か細い声で女が訴える。

「何だって、良く聞こえんな」
「うんちをさせてください。お願いします」

含み笑いをしながら、男が女の顔を覗き込んで言った。
「よし。良く言えたぞ。伏せて尻をつきだせ」


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