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恥辱の檻
【SM 官能小説】

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バイオレンス・バイブレーション-2

「はい、もっとよく見せていただきますよ。お尻の穴の皺の一つ一つがみえるまで」

 M字型にされた足によって、秘部が極端に突き出される。
 ツルンとした鼠頚部、固く閉じた秘肉、排泄用の恥辱の穴まですべて丸出しになった。
 
 アキラが屈辱に耐えようと歯をくいしばっている。

 “ミスター”は、画面の女を見つめていた。
美しい勝気な顔が眉間に深く皺を寄せている姿を鑑賞していた。
くやしさと恥辱で真っ赤なってそむける顔をカメラがアップで捉えている。

女が突如と振りかけられたローションの冷たさに、一瞬悲鳴をあげた。目を見開いて体を確認して昨日の記憶から何をされるのかさとり、再び目を固く閉じた。

左右から伸びた男達の手が、全身をほぐしにかかり始めた。
乳房を搾りたてられ、秘肉をさすり、小穴をやさしく掻く。そのくせ急所を突こうとしないローションマッサージに女は強い嫌悪を露にしていた。

そのかたくなな拒絶を破るように、立てられた中指が後の小穴に突き立てられた。
ローションを塗りたくった指先が皺を押し広げてめり込んでゆく。

あうっ!

思わず発した女の声が、画面から洩れ聞こえた。
ミスターが唇を舐めた。

立てた中指を埋没させた拳が、女の股間の下でグリグリと反転を繰り返すたび、うめきと小さな悲鳴が発せられる。女の顔をアップにした固定カメラに酸欠の金魚のように苦しげな表情が映っている。
ズブズブと完全に埋め込んだ中指で、何かを探り当てるように男の拳がうごめく。
先ほどまでの健気な勝気が失せ、女は口を半開きにしたまま、今までに感じたことの無い感覚に翻弄されているようだった。

十分に感覚を覚えさせた中指がゆっくりと抽送を始めた。中指にまとわりつく小穴の膨らみが貪欲に絡み付いている。
だんだんと早くなる中指の動きに、堪え切れず細い声が出続ける。

一度深く潜った指が、ズンズンと突き上げた後、スポンっと抜かれた。
びっくりしたような女の顔から力が抜けてゆく。
ミスターが見を乗り出して画面を見つめた。

振動音が聞こえ始めた。
まだ虚脱状態の女の顔の左右から2本の電気マッサージャーが現れた。
虚ろな目をした女はそれが何を意味しているかなど全く解っていなかった。

男の大きな手が型の良い乳房を、裾から絞り上げ、紡錘形に尖らせた。
乳首が無理やり搾り出されている。
その蕾を電マが軽く撫でた。
2本の電マと双方の乳房がぶつかり合う形になった。

ジリジリと高速で振動する電マの頭に乳首が当てられる。
たちまち固くなる蕾。
すぐに電マが外され、再び乳房が搾りたてられる。
感覚が敏感になった蕾に再び、電マが当る。
震える電マの頭が蕾を転がし始めた。
搾り出された乳首をローションでヌルヌルにして、手で搾り摘みあげ、さらに電マに嬲り続けられる。
手のこねあげと機械振動の交互の作用で、嫌がおうにも淫靡な気分を煽られる。
噴出す汗とローションが混ざり合い、女の体が美しく光った。
肌色をしたブロンズ像の女体がベンチでくねり続けていた。

コリコリになった蕾から、とてつもないエネルギーが逆流し、アキラは頭を横に向け、口を開け、あごに力を入れて耐えていた。
かろうじて動かせる腰をひねりながら、抵抗の意思を貫いていた。

されるがままの女の身体を男達は容赦無く責め続ける。
しつこい機械の振動は手を抜くことなく、いつまでも追いこんでくる。

気がつくと電マが胸からはずれ、搾られていた乳房が開放されていた。
荒い息をつきながらアキラは、耐えぬいたと確信していた。
だが、機械仕掛けの低いモター音が遠くから未だにしていることに気がついた。

「お嬢さん、これからが本番ですよ」

アキラは、足元から上って行く電マの動きを眼の端にとらえた。
股間を下から軽く撫でるように、スッと電マが動いた。

ああっ!

するどい女の声があがる。
画面の中では驚愕の表情の女が映っている。なぜ自分が大きな声を出してしまったのか、何が起こったのかさえ理解していない顔をしている。

再び電マが股間に近づいてきた。
軽く撫で上げた。

あぐっ!

アキラは、電機マッサージャーが自分の秘部に当てられたことをはじめて知った。
“一体何…!”

すぐに電マが戻ってきた。今度は股間に押し付けるように当ててきた。

ああああっ!

男達の悪意を知ると同時に、はじめて感じる怒涛の波を受けた。

股間を圧倒的な振動が支配している。
完全に逃げ場をふさがれたバギナが、電マにやりこまれている。
動かぬ腰をよじっているが、男の手でしっかり掴まれた電マは押しつけられたままだ。


我慢することすら忘れて、女の叫びが響き渡る。
女の体が電マから逃れようとする動きから、体の中から湧きあがってくるマグマによって反応する鋭い動きに変わってきた。
まるでマグマに突き動かされているように、腰をズンズン突きあげている。



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