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訪問調教
【SM 官能小説】

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光明-2

数日後、男から新聞記事を見せられた。小さな記事に“山中で女性変死”とあった。女は、沢で溺死体となって発見された。
“警察では、殺人と事故死の両方で捜査”と記事にはあったが、その後の進展が記事になることも、また、捜査が男達に及ぶ事もなかった。
ただ、その記事を見せられた時点で、男と滝本は共犯者となったことが、ハッキリとした。

滝本は、みゆきにすがられ、何とかしてやりたいという感情がうまれていた。
中学を卒業と同時にプロレスの世界に入り、厳しい練習に明け暮れ、ストイックな生活をおくっていた。
野性的な風貌と肉体が目当ての女と寝たことは多々あったが、一人の女と一定の期間の付き合いを持った事はなかった。
今、自分の横で、打ちひしがれている女が、自分だけを頼りにしているのが、いじらしかった。
 
 滝本の目にホテルの看板が見えた。ハンドルをホテルの方角へきった。

 みゆきは、滝本の腰を足でしめつけるようにして、体を密着させていた。自ら腰を動かし、男の物をしごきあげる様にしていた。
 こんな事が自然にできてしまう自分が不思議だが、それ程滝本が、愛おしかった。
滝本に抱かれていることで、安心感と勇気と希望が得られる気がした。

もう2回も、みゆきは達していた。
今、大きな滝本が、みゆきに覆いかぶさるようにして、首筋を舐めながら貫いている。みゆきは、優しいオスライオンに抱かれているような気分を味わいながら、3度目のエクスタシーを迎えていた。



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