天ヶ瀬若菜の憂鬱 第5話-1
「ロン、セックスしよ…。」
良子さんはロンの横に寝そべり、ゆっくりと身体を撫で始めた。良子さんは期待と不安が入り交じった目でロンを見つめていた。
「ほら、ロンの股間を弄ってあげて。」
若菜が良子さんに言った。良子さんは一度首を縦に振ってから、右手を徐々にロンの後ろ足の間に降ろしていく。そして、手の平でロンの膨らみを優しく包み込んで、円を描くように撫で始めた。
「どう?ロン、気持ちいい?」
良子さんは心配そうな声でロンに尋ねる。ロンはピクンと僅かな反応を示しただけで、相変わらず、寝そべったままだった。
「いいよ、続けてあげて。」
「はい。」
若菜の指示に従い、良子さんの手は休むことなく、ジョンのモノを刺激し続けていた。良子さんは大切なモノを扱うようにジョンの股間を掴んで優しく撫でたり、小さな振動を与えたりしながら、なんとかジョンのモノを勃たせようとした。
しかし、股間の鞘から赤いペニスが顔を出すものの、良子さん手が少しでも休まると途端に顔を引っ込めてしまう。
「あの…。」
「大丈夫、ロンは喜んでるよ。」
良子さんはせつない瞳でロンを見つめていた。自分の期待している反応を示してくれないロンに、良子さんはどうしていいのかわからない。しかし、ジョンの股間を優しく撫でる手だけは一時も休まることはなかった。
「舐めてあげなよ。」
「えっ…?」
「いいから、ほら、良子さんもロンの隣に寝そべってみなよ。身体を逆にしてさ。」
若菜がここまで言うと理解したのか、良子さんは身体を逆にして寝そべり、69の体勢になった。そして、良子さんはロンの後ろ足の間に顔を近づけると、両手で体毛を掻き分けて、ロンの鞘を見つけると、ロンが痛がらないように両手でそっと優しくロンの包皮を剥いた。
「あっ…!」
良子さんは露わになったロンの小さなペニスを見つけると思わず声を上げた。
そこから、若菜の指示は必要なかった。良子さんは舌を出してジョンのモノを丹念に舐め始める。先端から根本へ舌を這わせ、また先端に戻ってくると、今度はジョンの先端をチロチロと焦らすように舌先で刺激する。
良子さんは愛おしいモノを味わうように、飽くことなく舌を這わせ続ける。次第に大きくなっていくジョンのペニスが愛おしいのか、良子さんの舌の動きは激しさを増していく。
「大きい、すごく大きいよ…、ロン。」
良子さんは小さな感想を漏らした後、その大きくなったペニスをなんのためらいもなく口に含んだ。
良子さんは頬をすぼめて頭を動かし、自分の口を使ってロンのペニスを吸引しながらしごいていく。すでに青い血管の浮き出た大きなペニスは良子さんの口から現れたかと思うと、すぐに良子の口に消えていく。
ンンンンッ!ウグッ!
ロンの大きなモノが喉の奥に達したのか、時折、良子さんは苦しそうな声を上げた。しかし、それでも良子さんは止めようとしない。
ピチャピチャと卑らしい音、口の端からツバを垂らしながら、良子さんはロンのモノをしゃぶり続けていた。
「ロンはすごく気持ちいいみたいよ。」
若菜が言った。良子さんはそっとペニスをしゃぶりながらロンの顔を覗き込んだ。ロンは開いた口から赤い舌をダラリと垂らしながら、荒い息を立てている。
「もういいんじゃない?そろそろ、いきましょう。」
若菜が言った。
良子さんはは立ち上がると、着ている服をすべて脱ぎ捨てると、ソファーに上半身を預け、大きく足を広げて腰を突き出す。
「ロン、来て…。」
良子さんはそっと目じた。
良子さんはピクピクと身体を震わせ期待と不安に悶えている。良子さんの閉じた固いツボミが次第に開き始め、うっすらと輝く二枚の花びらの中心から甘い蜜を滴りだしていた。