計画＆実行-9
「 えっ！？」
耳を疑う言葉に続いて、伊藤の下半身が迷わず裂け目に触れてくる。
「ダメよ！？‥‥夫が‥‥‥ひゃぁっ‥」
小さな声で優梨子は拒んだが、伊藤は優梨子の乳房を掴み壁にもたれると、ゆっくり腰を前に突き出した。
温かい膣肉は伊藤の下半身にまとわりつき、待ち望んでいたかのように潤滑させる。
「奥さん、欲しかったんですか？」
あっという間に根本まで沈んだ下半身に伊藤は厭らしく囁いた。
「う、うぐっ‥‥違い‥‥ます‥」
必死に否定するが、伊藤は腰を揺らし始める。
優梨子は口を両手で押さえながら、必死で声が漏れるのを防いだ。
「んぁっ‥はぁ」
だが、開脚したまま下から突き上げられては、喘ぎ声を完全に抑えることは‥‥。
高嶋は薄目のまま鼻息を荒くした。
目の前で妻がはだけた胸元から乳房を激しく揉みしだかれ、両手で必死になって声を押し殺し悶えている。
その姿にたまらず勃起していた。
このところ素っ気なく、させてもくれなかった妻にどれだけ不満を抱いていただろうか。そんな妻がいま目の前で後輩に犯され感じている。
「奥さん、声出しちゃ‥‥」
「ぁん‥‥はぁぁ‥‥」
優梨子の膣肉を激しく摩擦させ、的確に打ち付ける伊藤の下半身が優梨子の体に久しぶりの快感をもたらした。
「奥さんすごいよ‥‥奥まで」
グチュッ グチュッ グプッ グチュッ
熱くなるアソコが快感に波を重ねて小さく響いた。
優梨子は口を押さえ目を閉じているが、次から次へ押し寄せる快感の波が、目の前にいる夫の存在を呑み込もうとしていた。
「はぁ‥‥ぁんっ‥‥ んぁぁ」
指の隙間から漏れる妻の声に高嶋の体はカタカタと震えている。
（なんだ、この感覚は？‥‥おおおっ‥！）
寝取られる興奮に高嶋は鳥肌を立て思わず伊藤に目をやった。
（最高です‥‥先輩！）
伊藤はそう目で合図をすると、優梨子の乳房をまた激しく揉みしだき、腰を巧みに揺らしつづける。
「はぁっ‥‥ぁあぁっ、あっ‥‥あっ‥‥」
伊藤の上で優梨子はプルプル上体を震わせて敏感に反応させた。
背徳のセックスに優梨子はすでに何度も絶頂を迎えてしまっているのだ。